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『LoL』国際戦「Rift Rivals」優勝報告会レポート―選手たちが感じたこととは

『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends / LoL)』のライバル関係にある地域の公式リーグ同士が戦う新イベント「Rift Rivals」が7月3日~6日に行われました。日本では上位3チームが地域の代表として出場し,ライバル地域のチームとの戦いを繰り広げたのです。

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ライバル関係にある各地域の公式リーグ同士が国をかけて戦う、『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends / LoL)』の新たな国際戦イベント「Rift Rivals」が、7月3日から7月6日の期間、ベトナムホーチミン市にて開催されました。

日本からは、おなじみ「LJL」から上位3チームである「Rampage(RPG)」、「DetonatioN FocusMe(DFM)」、そして「Unsold Stuff Gaming(USG)」が出場。対するライバルチームは、東南アジア地域のGarena Premier League(GPL)、オセアニア地域のOceanic Pro League(OPL)です。結果は、先日の速報でもお伝えした通り、日本が見事優勝。その報告会が都内で行われたので、レポートをお届けします。

◆ライアットゲームズのディレクター齋藤氏から優勝報告

Rift Rivalsの説明をする齋藤氏

齋藤氏は、2022年のアジア競技大会でメダル競技に選ばれるなど、e-Sports市場が急速に拡大していることを説明。『LoL』は、そうしたシーンの中でも、プレイヤー人口や集客規模でトップレベルの人気種目タイトルであるのは言うまでもありません。

今回の地域対抗イベント「Rift Rivals」では、日本が『LoL』の正式サービス開始が後発だったにも関わらず、世界大会で上位6チームに入ったGIGABYTE Marines(GAM)擁するGPLを倒して優勝できたことは、日本のe-Sportsシーンにおける歴史的な転機だったとも言えます。

齋藤氏は「e-Sportsの市場を拡大するためには日本の選手が世界で活躍すること」と述べており、今回の「Rift Rivals」はその言葉が実現出来たように感じました。

◆代表3チームの各選手・コーチへの質疑応答

RPG TOP Evi選手

――国際大会で優勝した感想を聞かせてください。

RPG Evi選手: 優勝したことはすごく嬉しいですし、日本のリーグが、他のリーグよりも勝っているという結果を得られたので、満足しています。OPLやGPLよりも遅く立ち上がった日本リーグが優勝できたので、僕たち日本チームの成長する早さを表せたのかなと思います。早く成長できれば、他の地域を追い抜けるようになると思いますし、世界で活躍できるようにもなれると考えています。

RPG ADC Yutori Moyasi選手

――世界と戦う上で必要なメンタルの要素は何でしょう?

RPG Yutori Moyasi選手: 僕の中で大切していることが幾つかあるんですが、1番は自分自身に負けないということを意識しています。様々なスポーツでもメンタルは重要視されていると思いますが、僕たちがやっているe-Sportsでもメンタルはパフォーマンスに大きな影響を与えるので、特に気をつけています。それをしっかりと考えてRift Rivalsではゲーム内容と自身のメンタルをしっかり切り離してプレイできたのが、強豪のチームに勝てた理由なのかなと思っています。

DFM MID Ceros選手

――Rift Rivalsの中でLJLの経験が生きたことは何ですか?

DFM Ceros選手: Rift Rivalsのような国際大会では、一つの場所に集まって、いわゆるオフラインで試合が行われるんですけど、去年までLJLの試合はオンラインで行われていたので、オフラインでの試合経験が日本ではそれほど積めなかったんです。ですが、今年からは全試合がオフラインで行われるようになって、試合経験を積めたことが今回の国際大会で生きたのかなと。

USG SUPPORT Enty選手

――3チーム合同での遠征という今までにない形でしたが、他のチームから学んだことはありますか?

USG Enty選手: 僕たちはいつも国内で競い合っていますが、こうした国際大会という場で、違うチームと共に戦うというのことは初めてで、試合前後に他のチームがどういうコミュニケーションを取っているのかとか、僕たちに足りていない部分が見えました。その点が自分たちにとってプラスになったと思います。

USG MID REMIND選手

USG TOP apaMEN選手

――USGの皆さんは国際大会が初めてですが、ここまでパフォーマンスを発揮出来たのには秘訣がありますか?

Enty選手: 試合前に相手チームの情報を聞いたことでリラックスが出来たのが大きいですね。

REMIND選手: 一生懸命練習して、チームのお陰で良いプレイが出来たので、勝てました。そのお蔭でとても良いパフォーマンスが発揮出来たと思います。

apaMEN選手: 普段RPGやDFMなどの強敵と戦っているので落ち着いて戦うことが出来ました。

――ファンや家族の反応はどうでしたか?

Evi選手: SNSや動画の配信では「おめでとう」や「お疲れ様」「一位おめでとう!」という言葉をたくさん貰いました。家族からは何も無かったですが(笑)。

Ceros選手: 過去の国際戦では、負けて帰ってくることが多かったのですが、今回は勝てたのでファンの反応が暖かかったです。そういう反応を見ると頑張った甲斐があったなと感じました。

===== ===== =====

8月26日の決勝「LJL 2017 Summer Split Final」に向け、これからシーズンが盛り上がりを見せていくであろう「LJL」。その先には、世界大会WCSという大きな存在があります。今回の「Rift Rivals」で優勝という結果を残した、日本代表プレイヤーたちが、どんな活躍を見せてくれるのか、期待して見守りたいところです。

なお、Game*Sparkでは、「Rift Rivals」開催前にも代表選手のインタビューを実施しているので、チェックしてみてください。
《あっくる》
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