エイリアンとの戦いを描く人気ターンベースストラテジーゲーム『XCOM 2』の拡張パックとして近日登場する、「選ばれし者の戦い（War of the Chosen）」に触れる機会がありましたので、本作の注目ポイントをざっくりとご紹介します。
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ベースゲームの『XCOM 2』ではエイリアンに征服された地球を取り戻すべく、レジスタンスとなったXCOMが戦う物語が描かれていました。ゲーム序盤で敵勢力アドヴェントに囚えられていた主人公のコマンダーが救出され、現場復帰して再びXCOMの指揮を執るという流れでしたが、本作ではエルダーから直々の命を受けた“選ばれし者”が、コマンダーを奪還すべくXCOMに襲いかかります。
強力な力を持った彼ら以外にも複数の新たな敵が登場し、XCOMの活動はより困難なものとなります。しかしながら、XCOMはアウトサイダー集団“リーパー”やアドヴェントから離反した“スカーミッシャー”、サイキック・エネルギーに特化した“テンプラー”といった、XCOMに属していないレジスタンス勢力と手を組むことで、人類の存亡をかけた戦いへと立ち向かうのです。
選ばれし者、新たな敵、リーパー/スカーミッシャー/テンプラーのヒーロークラスはいずれも独自の能力を備えており、戦闘では今まで以上に高度な戦術が必要に。また、廃墟と化した都市や地下トンネルといった環境の登場や、相性によって利点がもたらされる兵士同士の“絆”などの新要素によって、さらに多様化した戦闘が楽しめます。
XCOMが選ばれし者の情報を探るのと同じく、彼らもXCOMの情報を探り、妨害活動を企てます。もちろん野放しにしておくわけにはいかないので、各地でのレジスタンス活動に加えて、リーパー/スカーミッシャー/テンプラーらレジスタンス諸派に指令を出したり、様々な報酬が獲得できる秘密工作を実行して優位を保ちます。
上記で紹介した以外にも、兵士の勇ましい姿を撮影しポスターにできるフォトブース機能や、世界ランキングに挑戦できるチャンレジモード（今回プレイしたプレビュー版では非搭載でしたが）など、ゲームをより深く楽しむための新要素が搭載されているので、『XCOM 2』本編を一度クリアした方でも新鮮な気持ちでプレイできるかもしれません。
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かなりのボリュームアップが期待できそうな新拡張『XCOM 2: 選ばれし者の戦い』は、Steam/PS4/Xbox Oneを対象に2017年8月29日発売予定です。
