Bohemia Interactiveは、ミリタリーサンドボックス『Arma 3』のDLC「Laws of War」をSteamにて配信開始しています。
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同DLCは、人道支援勢力やそれにまつわるコンテンツ、ミニキャンペーンを追加するDLC。他にもプラットフォームアップデートとして、『Arma 3』所有者全員に対し、クラスター爆弾や新たな地雷除去システムなどが提供されます。また、本DLCは赤十字国際委員会(ICRC)と公式に提携しており、2017年内のこのDLCの純収入の半額は赤十字国際委員会へと寄付されることが発表されています。
#NotATarget 一般市民は攻撃の対象ではない。この戦時の決まりごとを知ってもらうため、私達はバーチャルリアリティツールも活用します。
— 赤十字国際委員会 (@ICRC_jp) 2017年8月19日
ゲーム制作会社と共同開発した「ARMA3」は、軍人や非国家主体とのコミュニケーションだけでなく、職員研修などにも使われます。 #WHD https://t.co/21CSy1ijUQ
赤十字が「ARMA3」?なんで戦場ゲームの話してるの?ARMA3とのコラボは全てここから始まりました。
— 赤十字国際委員会 (@ICRC_jp) 2017年8月19日
→戦争のリアリティーを追求したゲームに関するQ&A | 赤十字国際委員会 https://t.co/xlsPAkCfL5
本DLCで実装となるミニキャンペーン「戦争の遺物(Remnants of War)」は、主人公である爆発物処理専門家「ネイサン・マクデイド」や、ジャーナリストの取材、その他の様々な立場の登場人物の視点を通じて、戦場となったオレオカストロの町で何が起こったのかを知る内容です。なお、このキャンペーンは1つの目的として、プレイヤーに対する「罰」や強制された勉強的な内容でない、プレイヤー自身がゲーム上で取った行動の結果を通じて、国際人道法に対する理解を深めるという、ユニークな試みにも挑戦しています。
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『Arma 3』DLC「Laws of War」はSteamにて1,180円で発売中です。