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突然ですが、みなさん、アドベンチャーゲームはお好きでしょうか!私は大好きです!華やかなアクションゲームやロールプレイングゲームの裏側に隠れがちなアドベンチャーゲームですが、実は豊かで風変わりなゲームが無数に産み出されてきた要注目のジャンルでもあります。ジャンルが持つ定義の多様性と実験性ゆえに、アドベンチャーゲームにはしばしば、ゲームとして面白いかどうかはちょっとわからないがなんだかすごい作品が産まれがちだったりもするのですが、特にプレイステーション黎明期にはそういったゲームが多く世に出ていました。そして、その異常さは、未だに筆者のような人間の心を捉えて離さないのです。
と、いうことで今回は初代プレイステーションの風変わりなアドベンチャーゲームを本当にごく一部ですが、ご紹介させていただきたいと思います。
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- ◆ 目次
1P:『クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-』
2P:『アナザー・マインド』
3P:『ミザーナフォールズ』
4P:『サウンドノベルツクール2』
5P:『猫侍』
6P:『ナイナイの迷探偵』
7P:『UFO -A day in the life-』
◆『クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-』
公式Webサイト
発売元: ソニー・ミュージック・エンターテインメント / 発売年:1997年
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良くも悪くも初代プレイステーションの“ある種の”アドベンチャーゲームを象徴する一作とも言える本作。強烈なキャラクターたちやローポリゴンで描かれる九龍城はとにかく異常な雰囲気で迫力があり、アート的ですらあります。ゲームとしては酔いやすく、迷いやすいなど問題点は数多くありますが、その芸術性の高さから、今日に至るまで一部に熱狂的なファンが存在してお、かつてはセカンドライフ上で再現されたりもしました。そして、今まさにVR版が発売しかかっているタイミングでもあるので、この機会に予習しておくのもいいと思いますよ!