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任天堂は、平成30年3月期 第3四半期決算を発表しました。
2018年3月期の第3四半期(4~12月)の連結経営成績(累計) は、売上高が8,570億円、営業利益が1,564億億円、経常利益が1,945億円、四半期純利益が1,351億円と、好調な推移を見せました。
発売以来、順調な売れ行きを見せているニンテンドースイッチは、年末商戦期にさらに販売台数が大きく増加。当期のハードウェアの販売台数は1,213万台に及んでおり、発売から1年を待たずに1,000万台を突破しました。
スイッチの各タイトルも躍進し、全世界でそれぞれ、『スーパーマリオ オデッセイ』が907万本、『マリオカート8 デラックス』が733万本、『スプラトゥーン2』が491万本を販売。このほかにも当期は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』394万本、『ARMS』161万本、『ゼノブレイド2』106万本など、スイッチ向けの任天堂タイトルだけで6本のミリオンセラーを記録した形となります。(『ゼルダの伝説 BotW』は、前期を含めると累計で670万本)
3DSも全体的に堅調な動きを見せ、販売台数は586万台(前年同期比9%減)。昨年11月に発売した『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』は717万本にのぼり、このほかにも『マリオカート 7』154万本(累計1,676万本)、『New スーパーマリオブラザーズ2』116万本(累計1,243万本)と、こちらもミリオンセラーが3本出ています。
amiibo(アミーボ)のフィギュア型は約930万体、カード型は約500万枚を販売。「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」も人気を集めました。スマートデバイスビジネスは、すでにリリース済みの『スーパーマリオ ラン』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に加え、新たに配信された『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が加わったことで、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は291億円(前年同期比172%増)と勢いを増しています。
2018年2月~3月には、スイッチ向けに『ベヨネッタ2』や『星のカービィ スターアライズ』が登場。また、先日発表され、大きな話題を呼んだ『Nintendo Labo』が4月にリリースされます。今後の勢いにも、期待と注目が集まることでしょう。