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Game*Sparkライターと編集部が独断で、セール対象ゲームの中からただひたすら心からオススメできるものを選ぶ「Steamセールのマストバイ」。Fullbright開発のアドベンチャーゲーム『Gone Home』を紹介します。
2013年のリリース後に多くのインディーゲームファンの間で注目を集め、海外のみならず国内でも家庭用に発売されていたこともあり、『Gone Home』は近年のインディーADVの代表的存在と言える作品となりました。
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筆者が初めて今作を遊んだのはリリースまもないころの英語版で、なんとプレイ開始から2~30分ほどでプレイを中断。即「積みゲー」入りしていました。ホラーゲームを遊ぶとほぼ確実にその日の夢に出てくるほどの雑魚メンタルのため、ちょっとした照明とサウンドの演出にノックアウトされるという無様っぷりを発揮しました。
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有志翻訳の日本語パッチを当て、重い腰を上げてプレイを再開したのはその数ヶ月後のこと。今度はグイグイと物語にのめり込み、部屋で一人で遊んでいるにもかかわらず、声を上げたりボロボロ泣いたりして一息でクリア。その後も物語に関連するバンドにハマったり、スクリーンショットをPCやスマホの壁紙にするほど愛着が湧きました。
今作の舞台は「1995年ごろのアメリカ」。そこにどんな文化があり、当時の社会にどんなことが起きていたかは、ずっと日本で暮らしてきた方にとっては掴みにくいことでしょう。
そんなエキゾチック感を楽しめる方ならズブズブにハマれるでしょうし、海外ドラマでちょろっと見える「現地の生活感」なんかが好きな方もきっと『Gone Home』は気に入るはず。
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ちなみに筆者はハイスクールもの海外ドラマに出てくるような「個人用ロッカー」がなぜか異常に好きで、ドアの裏側にポスターを貼ったり、手紙やイタズラが残してあったりするシーンを見ると非常にそそられます。『ライフ イズ ストレンジ』でもシビれました。
今作は先日より日本語版の公式リリースをスタート。これまでも有志翻訳データが公認の上で配布されていましたが、より簡単に日本語版『Gone Home』の物語を辿れるようになりました。Steamでの販売価格は1,480円。2月20日まではスペシャルプロモーション価格の488円で購入できます。ボリュームもさほど壮大ではないので、興味を持っている方は数時間ほどの「探索ゲーム体験」に飛び込むつもりで遊んでみてはいかがでしょうか。