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“ペイパル(PayPal)”を愛用するゲーマーに、そのメリットや利用シーンを訊く「ペイパル ユーザーボイス企画」第6弾。
今回はゲーム配信や大会イベントの実況役として活動しているShoboSukeさんの声をご紹介。『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』の国内大会「DONCUP(ドンカップ)」の運営や15歳のころから挑んでいた「リアルタイムアタック」、そして人生に大きな影響を与えたというインディーゲーム『Undertale』の思い出まで、ハードコアゲーマーならではのエピソードをたっぷり聞かせていただきました。
――本日はよろしくお願いします。それでは自己紹介からお聞かせください。
ShoboSukeさん(以下、ShoboSuke): よろしくお願いいたします。ストリーマーのShoboSuke(しょぼすけ)と言います。ゲーム配信は15歳のころから始めてまして、Twitchのパートナーとしては日本初期メンバーくらいの勢いでやってます。今はTwitch配信とあわせてYouTuber的なこともやりつつ、という感じです。最近は「DONCUP」の実況なども担当して、いろいろと活動しています。
――ニコニコ生放送でのゲーム配信が初めてのストリーミングだったということですが、詳しい話を聞いてみたいです。
ShoboSuke: 2009年にニコニコ生放送でスタートしました。初めてやったのは、ちょうど実況動画が流行ってたころで、当時僕はひきこもりだったんですよね。そのときに「なんか活動せんといけんなぁ……」と思って、「とりあえず声出すか!」って一念発起しました。
――脱ひきこもりの最初のアクションとして「ゲーム実況」を選んだのですね!初めての実況タイトルはどれでしたか?
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ShoboSuke: 配信として最初にやったのは、『スーパーマリオ64』の16枚RTA(※グリッチを使いながら、スターを16枚のみゲットしてゲームをクリアする特殊なスピードランルール)です。当時流行ってて。
――良いですね!最近「Awesome Games Done Quick」をぶっ続けで観て以来、昔のRTA大会動画を掘っていたのですが、やはり『マリオ64』の盛り上がりは凄いですよね。当時のタイムは覚えていますか?
ShoboSuke: 「20分を切れたらいっちょ前」という風潮が当時の界隈でよくあったんですけど、自分は切れるか切れないか、ってところでしたね。
――YouTubeでは編集動画を頻繁に投稿されていますが、『Garry’s MOD』やらマニアックなインディーゲームやら、いわゆる「AAAゲーム」など超人気作品にこだわらないスタイルが気になりました。
ShoboSuke: 海外YouTuberのVanossGamingっていう人に憧れてて。彼からの影響もあります。元々PC洋ゲーというか、「やさぐれた感じのゲーム」が好きだったりもして。他のYouTuberと差をつけたい!と思ったときに「悪ガキ集団の実況動画」を撮りたいなーとも思ったんですよ。
――「ランクマッチで勝つ」だとか「クリアする」だとか、そういうのとは別という。
ShoboSuke: 「仲良し!」って感じのYouTuberさん達とは色を変えたくて。悪ガキ小学生の集まりが「オメーブッ倒してやッからなァ!」なんて悪口言い合いながらギャーギャーやる、みたいな(笑)。「仲良し!」って素晴らしいことだと思うけど、好き放題なのも面白そうだなと。
――個人的には最高に面白いと思いますが、配信中にそれが原因でモメたり文句言われたことはありましたか?
ShoboSuke: しょっちゅうあります!思ったことをすぐ言っちゃうし、そのへんは僕の人格の最大の欠点でもありますね。それを評価してくれる方もいますけど(笑)。YouTuberとして根本にあるのは「Steamの洋ゲー」をやっていく、というところですが。
――ちなみに、今まで最もプレイした「Steamの洋ゲー」はどれですか?
ShoboSuke: 『Team Fortress 2』『Left 4 Dead 2』は昔からすごく遊んでて、今で言うとやはり『PUBG』。一番遊んでます。昔は『Rust』とか『DayZ』みたいなサバイバル系にも入れ込んでました。
――ところで、『Undertale』がメチャメチャ好きだと伺いました。どのようなエピソードでも良いので、好きなだけ『Undertale』への情熱を語ってみてもらえませんか?
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ShoboSuke: 初めて『Undertale』をプレイしたのは英語版で、発売2ヶ月後くらいにTwitchのビューアーからオススメされたんです。英語はちょこちょこ読めたりするんですけど完璧ってほどでもないんで、オーストラリアのバイリンガルのビューアーの方につきっきりで翻訳してもらいながらクリアまでいきました。最後のシーンとかもう号泣しながら。エンディングを泣きながらプレイしたの初めてだったんですよ。泣きながら「なんで俺はこの敵を倒さなければいけないんだ!」って言いながら。それで、これは衝撃的なゲームだ、日本のゲーマーにも広めないとって思って、みんなで非公式日本語化パッチを作ろう!って話になったんですよ。謎の使命感に駆られて。それで、既に立ち上がってる有志のプロジェクトにみんなで飛び込んでめちゃくちゃ翻訳して。完成したあとはみんなも遊んでくれて、有名なニコニコ生放送の実況の方がそれを配信したときには「よっしゃ~!届いたぞ!超気持ちいい~!」って(笑)。それがめっちゃうれしかったんですけど、当時そこまで流行ってなかった『Undertale』がニコ生からまた凄まじい勢いで拡散して、有志のみんなで良かったーなんて話もして。面白いゲームが流行ってくれて嬉しいし、自分が好きなものがこんなに広がるなんて!って感動しました。今なんかもうコンサートまでやってるじゃないですか。本当にうれしいですね……当時のファンってまさに一心同体だったし、その頃から比べて、今こんなに流行してるのが感激です。僕、RPGを最後までクリアしたのも実は『Undertale』が初めてだったんですよ。レベル上げとかでイヤになっちゃうタイプで。これ、時間無制限じゃないと語り尽くせないですね。『Undertale』には人生の教訓を教えてもらいましたから。キャラの魅力とか言い出すと止まんないですからね。「サンズのああいうところがさぁ!」とかもっと話したいですけど!
――大変恐縮ですが、「DONCUP」について聞いていいですか?『PUBG』大会イベントとして開かれていますが、これまでイベント経験はありましたか?
ShoboSuke: いえ、特にイベント運営の経験らしい経験はなかったです。配信の中で『マインクラフト』の鉄掘り大会だとかはやってて、特殊ルールのマルチプレイイベントはやりましたけど。『H1Z1』の公式カスタムサーバーを借りて、他の方と一緒に大会を開いて実況したりー、というのはありました。「DONCUP」ほど大規模なのは初めてです。
――なるほど。実際にShoboSukeさんがやっていることは、感覚としてはあまり変わっていない?
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ShoboSuke: そうなんですけど、やっぱり規模が違くって。こんなにボカーンと広がるとは思わなかったし、突然後頭部をブン殴られたような気分でした。なんじゃこりゃー!って。
――『PUBG』大会の実況は難しくありませんか?参加人数も多いでしょうし、どこを拾えばいいのか迷いそうに思えます。
ShoboSuke: そうですねー、実況してると本能的に「誰かがやらかしそうな雰囲気」ってのが分かるようになるんですよ。「この人、バイクでひっくり返りそうだな……」みたいなね。明らかに変な武器拾ってる人とか、クロスボウで遊んでるだけの人とか。100人全体を把握するのはなかなか難しいし、カメラワークなんかも含めて永遠の課題ですよ。
――100人の戦闘をキッチリ見渡して盛り上げていくのはもはや不可能なのでは、と思っていましたが、やはり「ヤバい雰囲気」というのは分かるものなのですね。
ShoboSuke: でも『PUBG』は、誰が観てもウオーって盛り上がれるようなゲームとして流行りましたよね。『ロケットリーグ』も近かったかもしれないです。とは言っても、「観る」という部分では凄まじいです。これからも延々と研究していかないとって思います。
――なるほど。
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ShoboSuke: 状況によっては、たった2分間でプレイヤーが40人くらい減ったりするんですよ。そんなのもう追えないんで、「おやぁ~!これはなんかもうスゴいことになってますね~!」としか言えなかったり(笑)。
――話題は変わりますが、最近ペイパルを使って海外サイトで購入したものはありますか?ゲームや音楽のダウンロード購入でも、フィジカルのグッズなどでも。
ShoboSuke: やっぱり圧倒的にゲームが多くて、最近だと「Humble Bundle」でゲームを買いました。Steamももちろんペイパルです。あとはNetflixもペイパル支払いにしてますね。基本的にデジタルなものを買うときにペイパルを使ってます。
――今日着てらっしゃる『Undertale』のTシャツもペイパルで購入したものですか?
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ShoboSuke: そうですね。「Fangamer」さんが日本展開する前、というか『Undertale』Tシャツが公式で出るって聞いて、ペイパルを使って即注文した覚えがあります。2年前くらいですね。5週間くらいかかって、「いつ来るんだよ……いつ来るんだよ……」ってずっと待ってました。初めて「海外通販で買ったフィジカルなモノ」でしたし。
――個人輸入自体が初めてだったんですね。そのきっかけが『Undertale』だった、と。
ShoboSuke: そうなんですよ。クレジットカードとかもどう入力したらいいか分からなかったので、ペイパルは「やさしい」なと思いました。住所を追加で入れればなんとかなりましたし、簡単だなと。
――ペイパルを初めて使ったときのエピソードは覚えていますか?
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ShoboSuke: 覚えてますよ。昔、Steamでゲームを買うたびにクレジットカード番号を入力してたんです。その当時に、Steamのような偽サイトを使ったクレジットカード詐欺が流行ったんですよ。
――一時期流行していましたね。「無料で○○○のスキンゲット」とか、突然のスペシャルオファーとか、怪しげな英文が表示されるサイト。
ShoboSuke: そういうフィッシングサイトでクレカ番号を入れさせられるのを回避するため、対策としてペイパルを使っておけば安全だってことで。そのタイミングでペイパルのアカウントを作りました。
――やはりセキュリティ意識、ですね。
ShoboSuke: ですねー。僕の全財産が危なかったので。ちょっと「大丈夫かな?」って通販サイトでもペイパルなら使えるなと。
――ちなみに、ペイパルのビジネスアカウントはご利用されていますか?
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ShoboSuke: はい。Twitchのビューアーの方からサブスクライブをいただくために使ってます。海外送金だと手数料が必要になったりもしますが、ペイパルならそのままUSドルで送って受け取ることもできますし、そのままSteamでゲームを買うのに使えたりもするので、重宝してます。
――最後の質問なのですが、まだペイパルを使ったことのないユーザーに向けて「ココが良いから使ってみて!」というメッセージをお願いします。
ShoboSuke: やはり、クレジットカード番号を毎回入力しなくて良い点です。スムーズに買い物ができて、先ほど話したSteam周辺のフィッシングサイト詐欺のリスクも回避できますから。インターネットって、油断すると何が起こるか分からないじゃないですか。「用心するに越したことはない」ということで、海外サイトでモノを買うときにペイパルを使うのは、本当にオススメです。
――ありがとうございました。
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