
「島根を圧倒的に面白くする!」を理念とするDramatic CIMANEは、イノベーター(起業家)やクリエイター、エンジニアを目指す女性を支援するジェアハウスの事業運営を目指すプロジェクトを立ち上げました。
インターネットの普及が進み、情報の取得という点では都市部と地方の差は縮まったものの、就職といった面ではいくつもの問題が依然立ちはだかっています。特に、地方における職の選択は決して多くなく、憧れている仕事に就くために故郷を後にしたり、夢そのものを断念する場合も間々あります。

キャリア選択の幅が狭くなってしまう若者の力になりたい。そんな思いから、ゲームや映画、音楽といった様々なクリエイターや、会社経営を目標とする起業家、WebデザイナーにSE、ネットワークエンジニアなどを目指す女性を対象としたシェアハウスプロジェクトがこのたびスタート。島根県浜田に新たなチャレンジの場を作るべく、広く支援を募るクラウドファンディングを「Readyfor」にて始動させました。

このシェアハウスプロジェクトでは、支援対象となる入居者に対して月額賃料35,000円(共益費別 5,000円)で家具付きの部屋を貸し出すほか、生活費等を稼ぐために目指す職業と無縁のアルバイトなどで時間を費やすことがないよう、成長に直結する仕事を紹介して収入となるような支援も予定。また、支援者数によっては「家賃無料」などの支援が受けられるケースも視野にいれています。
さらに、週に1回の個別メンタリングや視察・研修・インターンシップのサポート、新規事業のシード支援(出資)も受けられるとのこと。居住空間の提供だけでなく、夢に近づくための支援も行われるのが、このシェアハウスプロジェクトのユニークな点です。また、夢に向かう者が身近にいることで互いの存在が刺激となり、切磋琢磨できるといった特徴も。石森章太郎さんや赤塚不二夫さんなどがかつて住んでいた、“トキワ荘”を連想させるスタイルとも言えるでしょう。


Dramatic CIMANEの佐々木大輔氏は、「夢を諦めないことが当たり前の社会を作りたい。特に地方は諦めてしまう若者が多く、夢に全力でチャレンジする子供を1人でも多く応援し、地域で支える仕組みを島根から全国に広げていきたい」とコメント。また、新しい分野へのチャレンジや教育について多くの課題を抱えている地域のひとつである浜田で、都市部や海外と比べても負けないようなチャレンジの機会を増やしていきたいとも語っています。
このシェアハウスプロジェクトの推進を目指すクラウドファンディングは、3月30日午後11:00まで受け付けており、目標金額は500,000円。若者にチャレンジの場を提供するための試みがどのように受け止められるのか。今後の動向や支援の概要、シェアハウスの詳細などが気になる方は、該当ページを直接チェックしてみてください。

■チャレンジする若者を応援するシェアハウスを島根に作りたい!
URL:https://readyfor.jp/projects/ginnansou
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