気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Havana24開発、PC向けに4月6日リリースされた2Dパズルアクション『Plug Me』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、タイムバーがゲームの一部になっており、徐々に短くなっていく中、ゴールのプラグに向けて進む2Dパズルアクション。5つのワールドに50以上のステージ、そして6体のボスというアクションゲームの基本をしっかりと抑えつつ、高難易度でありながらも、繰り返しプレイすることで難易度が下がる要素など、アクションがそれほど得意でない方もプレイができるようになっているのが特徴です。日本語にも対応済み。
『Plug Me』は310円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。
Alessandro Pezzetti氏(以下Pezzetti氏):こんにちは!Alessandro Pezzettiです。30歳で、イタリアに住んでいます。私は2012年に一人開発チームのHavana24を設立し、ゲームとウェブサイトの開発に注力しています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Pezzetti氏:2003年から趣味でゲーム開発を始めました。2012年からはフルタイムでインディーデベロッパーとして開発を行っています。今までに多くのFlashゲームを開発し、「カートゥーン ネットワーク(注:米国のアニメ専門チャンネル)」や「ArmorGames(注:無料ゲームサイト)」向けのゲームを作っていました。近年はアンドロイドやiOS向けのスマホゲームも作っています。2018年からは、Steam上でPC向けにゲームシリーズをリリースしていく予定です。ゲーム開発能力を高め、より複雑なゲームを作ってみたいのです。
――本作の特徴を教えてください。
Pezzetti氏:『Plug Me』の独特な要素は、タイムバーがゲームの中で物理的な要素として存在しているということです!緑色の部分は歩くことができますが、バーが短くなってきたら落ちないように気をつけなければなりません。この要素のおかげで、ハイペースなパズルアクションを実現しているだけでなく、このシステムを応用した様々な面白いステージが用意されています。
全体的に見ると『Super Meat Boy』のように高難易度ですが、素早くやり直しが可能であったり、何度も死ぬと障害物の一部が消えたり、何度も死ぬとゲージの減少がゆっくりになるなど、ゲームバランスの調整も行なっています!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Pezzetti氏:本作は高難易度という面で『Super Meat Boy』の影響を受けています。全体的なアートスタイルとしては、昔ながらのドット絵ゲームが大好きなことから、常にわかりやすく単純なものにしています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Pezzetti氏:もし可愛らしい絵のパズルアクション、カワイイキャラクター、そしてハードコアなゲームプレイがお好きでしたら、『Plug Me』はあなたにぴったりの一本です!日本語にも対応していますので、ぜひお試しいただき、楽しんでくださいね! :)
――ありがとうござました。
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