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今回プレイするのは神話を舞台にした名作3Dアクションゲームの最新作、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの『ゴッド・オブ・ウォー』です。
名作~などと言っておきながら実はシリーズ未経験なので「シリーズ最初からやらないと話がわからんとかそういうあれになるのかなー」と心配していたのですが、公式サイトによると「舞台やシステムが一新されてシリーズ未経験者でも大丈夫」とあったので大丈夫なのだろう!
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早速プレイ開始。難易度はノーマルで!
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難易度はゲーム中いつでも変更出来るので、ゲーム下手の僕も安心だ!
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物語は主人公の奥さんのお葬式から始まる。「世界一高い山頂に遺灰を持って行って欲しい」という奥さんの最後のお願いに従い、残された息子と一緒に山頂へ向かう事になる。
世界一高い山頂……僕がそれ言われたとしたら……
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「箕面の山とかさ、サイクリングがてら行ける所で……」とか言っちゃいそう。まあ奥さん居ないんだけど……
まずは息子が厳しい山頂への道を耐え抜けるように、共に狩りの練習へと向かうのだが……
こういう、ワンちゃんとか子供とかをお供に出来るゲームって、シングルプレイでも一緒に冒険している感があってすごく良いよね。お供には大きく分けて「戦闘に参加してくれるお役立ち系」と「子供だったり怪我人だったりでお荷物になる系」がある。
息子よ、君はどっちだい。
狩りに向かった先で遭遇した巨大な敵を倒して
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イキリまくる息子。これはちょっとお荷物になる系かな……
そして家に帰ると
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謎の全身刺青のおじさんがやって来てバトルが始まる。
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「……刺青の真ん中の丸いとこ、乳首に合わせたらいいのに。ほら、なんかズレてるみたいやん」と失礼な感想を抱くおじさん。
刺青おじさんを辛くも撃退するも、家は安全な場所ではなくなってしまった為、急いで山頂へと向かう事にする。
こうして息子と2人旅が始まったのだった。
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親子2人でいってきまーす!(イラストはイメージです)
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息子の可愛いポイント!
どれだけ離れても付いてくるし、むしろいつの間にか追い越して先に居る事もあるので運動能力は高いのかもしれない。主人公が崖に登る時、息子がヒュッと背中に乗っかってくるのがちょっと可愛い。
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どれだけ離れていてもヒュッと飛んで来てビタッと張り付いてくるぞ。
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意外と役にたつぞ!
戦闘にも参加してくれるようになり「まあせいぜい足を引っ張らないでくれよ?」などと上から目線でいたのだが……敵に遠距離攻撃を受けるも、どこから攻撃されているか分からずワタワタしていても、息子が的確に矢を射ってくれるので超助かる……
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肉弾戦もお手の物。お荷物とか言っちゃってごめんね……
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息子の成長は止まらないぜ!
その後、魔法の矢を入手してからというもの……もう息子1人で冒険出来るんじゃないのという活躍ぶり。
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武器やスキルも息子優先で取得しているので、どんどん成長していく。
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敵を倒すなどして得られるXPで新しい技の取得や強化が出来る。
魔法の矢を用いる謎解きもいっぱいあるので、あれ……むしろ僕が…お荷物…?
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息子相手に全力で媚びを売る。
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ちょっと調子こいてきたんじゃないの?
謎解きに詰まって右往左往していると、さり気なくアドバイスをくれるのだが、アドバイスにもピンとこなくさらに右往左往していると
息子「もしかして…迷ってる?」
うん、迷ったのは迷ったけどさ……そんなに言うならさ
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拗ねるおじさん。
その後、鍛冶屋の兄弟や森の魔女さんなどのキャラが登場し、親子の旅の手助けをしてくれます。クリアまでは25時間ほどかかりましたが、サブクエスト無視のストーリー一直線でプレイしたので、やり込めばまだまだ遊べそうです。
最初は微妙な距離感の親子だったのですが、徐々に打ち解けて息子がちょっと調子こき出すのも、それだけ信頼関係が築けていっているのだなあと思うと微笑ましくなりました。
ゲーム開始時とリトライ時以外はロードが全く無いという驚きの仕様で、「シリーズ未経験なんだけど大丈夫かな」という当初の不安も何処へやら。止め時を見失って延々プレイし続ける程ガッツリハマってしまいました。
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『ゴッド・オブ・ウォー』はPlayStation 4を対象に発売中。価格はパッケージ版が6,900円+税、ダウンロード版が7,452円(税込)です。なお、本作は18才以上のみ対象です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。