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Valveは、iOS版「Steam Link」がAppleの審査を通らず、App Storeへの登録を拒否されていたことを発表しました。
「Steam Link」は、ハードウェアとして過去に発売された「Steamリンク」と同機能をスマートフォンなどで実現するもの。同一ネットワーク上のPCからストリーミングを行い、スマホでもSteamのゲームを楽しんだり、PCの遠隔操作を行うことができます。
PC Gamerが伝えるところでは、ValveはiOS版の登録拒否について、5月7日に一旦承認されたものの、5月9日に「アプリケーションのガイドラインとのビジネス上の競合」を理由として撤回されたとコメント。
ValveはAppleに対し、「“Steam Link”アプリは、既にApp Storeで利用可能な、多数のリモートデスクトップアプリケーションに類似したLANベースのリモートデスクトップ」でしかないと主張したものの、結局審査拒否になったとのことです。
同一ネットワーク上という制限はあるものの、快適にSteamタイトルを遠隔で楽しめるアプリであっただけに、今回のiOS版の審査拒否には残念なユーザーも多いところでしょう。
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