気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nuclear Strawberry開発、PC向けに4月20日正式リリースされた能力コピー2Dアクション『Copy Kitty』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、敵の能力を奪うことができるネコの少女が主人公の爽快2Dアクション。主人公のBokiはスーパーヒーローとなるため、伯父さんが作ったサイバースペースでロボットを相手に戦います。ストーリーモードでは13ものワールドを股にかけて冒険。各ステージは短いものの、何度も繰り返しプレイできるように作られています。
『Copy Kitty』は1,520円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。
Azure:Azureです!10年ほど前、私とRaibysが出会い、一緒にゲームの開発を始めました。『Copy Kitty』が私たちによる初めての大きなプロジェクトとなります。私たちは昔からずっとゲームが大好きで、いつか自分たちで作ってみたいと思っていましたが、まさかこんなに時間がかかるものだとは思いませんでした!私が主にプログラムとグラフィックを担当し、Raibysがキャラクターとステージを担当しました。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Azure:『Copy Kitty』の開発は2011年の初め頃、暇つぶし用のミニゲームとして開発が始まりました。しかしそれから7年、手がつけられないほど巨大化してしまいました!作業の大半は実験的なものばかりでしたが、グラフィックやステージを洗練したり(一から作り直すようなことも多かったですが)と、常にコンスタントに作業を行って来ました。
――本作の特徴を教えてください。
Azure:主人公のBokiは敵の能力をコピーすることができ、最大3つまで合体させることができるのです!これにより、百以上もの武器を作ることができ、これらはどれも手作業で作られています。プレイヤーは常に新しい武器と敵に対応しなくてはならないので、すごく忙しいですよ!ボスは20体ほどいて、その多くは固有のコピーできる能力を持っています。それに2人目のプレイアブルキャラクター(Savant)もいて、こちらは全く異なる能力になっています。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Azure:一番明らかなのは『ロックマンX』ですね。それに『ガンスターヒーローズ』や『爆裂無敵 バンガイオー』といった、トレジャーが開発したゲームからも影響を受けています。クールなゲームを合体させて新しいゲームを作る様がBokiみたいだね!と、よく冗談で言っています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Azure:実は、あります!パブリッシャーのDegicaが私たちと協力し、日本語のフルローカライズを行う予定です。しかしすごい量のテキストがありますので、現時点ではいつ完成するかお答えできません。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Azure:私が好きなゲームをたくさん作った国にまで、私の作ったゲームが届くというのは光栄なことです。日本のゲーム開発者の方、そしてプレイヤーの皆さん、みんなすごくクールです!
――ありがとうございました。
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