◆The Clown
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本名はKenneth Chase。幼い頃、地面に落ちた鳥の羽を収集し始め、やがて麻酔を使って小動物を捕らえるように……。徐々にコレクションはエスカレートしていき、人間の指まで収集するようになります。攻撃を当てた際などに発生する笑い声が野太く、大きいため、ピエロの外見と相まって恐ろしいです。
●能力:The Afterpiece Tonic
薬瓶を投擲すると、落下地点で割れて煙が発生します。煙に触れてしまったサバイバーは激しく咳き込みながら、視覚障害と移動速度の減退が発生。1.5秒の移動速度の減退は思いの外効果が大きく、チェイス中に引っかかってしまうと致命打に……。
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投擲の軌道は山なりで、チャージをしなくてもそこそこの距離になるので、慣れれば理想の位置に投擲することも無理ではないと思われます。直接当たらなかった場合、サバイバーが反応するまでのラグが生じるため、追い込み漁のように“予め進路を塞いでおく”用途が適切かもしれません。煙に入ってしまい、移動速度の落ちたサバイバーを叩くというのが常套手段となりそうです。上級のサバイバーのほとんどが持っている「決死の一撃」対策として、オブセッション状態であった場合には地面に予め投げておき、逃げられた後に追いやすくする、もしくは封じ込めるといった効果も期待できます。
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リロードについては5秒程度。リロードキーを押すことで薬を瓶に詰めるモーションをどこでも行えます。数は4本と少なくない上、リロードも容易です。殺傷能力はないものの、十分に脅威的だと言えます。
●“The Clown”の固有パーク
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固有パーク3種類について、それぞれ説明していきます。(ティーチャブルパークであるため、他のキラーで使うことも想定可能)
・Bamboozle
窓枠を越える速度が5/10/15%上昇、超えた窓枠は8/12/16秒間エンティティによって閉鎖される。
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窓枠を封じる強力なパーク。先述のTonicによる追い込みの補助にも使用できます。また、キラー本人は封じられた窓枠を使用することができるのもポイント。サバイバーの逃げ道を着実に減らしていくことができるため、チェイスの難易度を上げることに期待できます。単体でも十分すぎるほど強力、かつThe Clownと相性の良いパークです。
・Coulrophobia
脅威範囲内のサバイバーは治療速度が30/40/50%減少する。
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脅威範囲内という制限はあるものの、治療速度がぐんと落ちます。「セルフケア」はほとんど意味をなさないレベルになり、怪我をしたサバイバーが狩りやすくなる凶悪なパークです。意外と脅威範囲が広いため、かなり離れて治療しなければならず、“発電機を直させない“プレイングにも使えるという印象を受けました。
組み合わせパーク例:「死恐怖症」,「苦悶の根源」
同じく、“恐怖症(phobia)”を冠するパークである「死恐怖症」で、発電機修理の遅延効果に拍車がかかります。脅威範囲を広げる「苦悶の根源」と組み合わせて使うことで効果範囲を広げることができるでしょう。
・Pop Goes the Weasel
サバイバーをフックに吊るした後、30秒以内で最初に蹴った発電機が15/20/25%壊れる。
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これも“発電機を直させない”、あるいは“位置を偏らせる”のに使えるパーク。パークのレベルが最大だと25%も壊れてしまうため、抑止力としても作用します。「オーバーチャージ」と組み合わせるとどうなってしまうのか……。そのまま使っても十分脅威的ですが、発電機を偏らせて着実に狩る“ドクター”のプレイスタイルと相性の良いパークだと感じました。
●総評
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Tonicのリロードに必要な手順もなく、瓶の投擲と特性もわかりやすいため、扱いやすいキラーです。ただし、物理で一直線に叩くというタイプではなく、理詰めでサバイバーの“手”を奪っていくという点に関しては、使用する際には頭を使う必要があります。
次のページでは新サバイバー“Kate Denson”を紹介します!