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ガンホーが手掛けるニンテンドースイッチ用PvPアクションゲーム『Ninjala (ニンジャラ)』。
6月12日に発表されたばかりの同新作タイトルを「E3 2018」で実際にプレイすることができましたので、ブースレポートも兼ね、その注目のゲーム内容をご紹介します。
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大きな劇場を模したブースで今回プレイできたのは、プレイヤー4人でのローカルマッチ。本作は『スプラトゥーン』ライクなアートデザインばかりが話題を集めてますが、会場には「そのゲーム性はいかに」と多くのメディア関係者が詰めかけていました。
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ゲームBGMとして採用されているBABYMETALの楽曲が響き渡り、同ブース周囲は独特の和洋折衷な雰囲気に包みこまれていました。また、定期的に実施されるアクロバティックな忍者パフォーマンスが、会場を盛り上げます。やはりアメリカ。忍ばない忍者が大好評なようです。
“フーセンガム”を使って攻撃!新しい忍術アクション
メインモードは一般的なPVPアクションゲームと同じく、限られたフィールドで他のプレイヤーを攻撃し、獲得ポイントを競うというもの。基本的な攻撃手段は「武器を使ったアクション」「ガムを飛ばす」「忍術」の3つで、何を行うにもまず、「ニンジャガム」というフーセンガムを膨らませる必要があるのが『ニンジャラ』の特徴と言えます。
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武器も何も持っていない状態からゲームがスタートするので、始めはガムを目いっぱい膨らましてチャンバラを装備する必要があります(フーセンが弾けると中から出現する)。このガムを膨らませる行為がなかなか曲者で、その間は移動以外のアクションが行えず“スキ”になってしまうので、タイミングをよく考えなければなりません。
膨らませたガムは飛び道具として発射することができ、当然ながら大きく膨らませるほど攻撃範囲が広くなります。その他にもガムは膨らませておくだけで様々な恩恵が受けられ、壁歩きなども自在に行えるようになります。
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画面下部のゲージを消費することで強力な必殺技「忍術」を発動可能(画像右側の竜巻)。ゲージは他のプレイヤーかフィールド上を徘徊するドローンを攻撃を与えることで溜まります。ちなみに忍術の内容は装備したガムによって変わる予定なのだそう。
アメリカンで可愛らしいプレイアブルキャラクターが計8人
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今回のプレイで確認できた登場キャラクターは8人。忍者ゲームと銘打っていますが、日本人のキャラクターは含まれていませんでした。なおキャラクターごとにパラメーター・スキルに違いは持たせず、あくまで装備(ガム)で性能に変化を持たせていくのだとか。ポップなキャラクターたちはあくまでアバターとしての存在のようです。
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一つ注意してほしいのは、今回体験できたのはあくまで“E3 2018用”に調整された試遊機だということ。今後新しい情報が続々と公開されるだけでなく、仕様やデザインなどに修正変更が加えられる可能性があります。とりあえずはすでに公開されているトレーラーもチェックして、続報を待っておきましょう。