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ユービーアイソフトよりリリースされている剣戟アクション『フォーオナー』。同社が「E3 2018」にあわせて行ったカンファレンスでは、本作向けの大型アップデート「Marching Fire」が発表され、中国勢力の参戦が明らかにされました。今回、Game*Sparkでは、新たな展開を見せる「Marching Fire」をいち早くプレイしましたので、そのレポートをお届けします。
今回使用できたのは、青龍刀を使用するTIANDIと、棒を操るSHAOLINの2人。練習時は前者、本番のPvPモードでは後者を使用しました。ゲームプレイで体験できたモードは、「Marching Fire」から導入される"BREACH"と呼ばれるもの。
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このモードは、防衛側が城を守り、攻撃側が城の扉を破る破城槌(ロード・オブ・ザ・リングとかで出てきたアレです)を護衛しながら奥へ突き進むモード。攻撃側の勝利条件は、城の奥にいる王を倒すことで、筆者は防衛側となりました。厳密に言うとルールは異なりますが、『オーバーウォッチ』などのエスコートモードを想像してもらえると、イメージしやすいと思います。
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ほぼ初心者ということもあって、序盤死にまくる筆者。敵も4人行動を心がける連帯感を見せつけ、早々に一つ目の扉を破られてしまいます。しかし、破城槌や敵を攻撃するためのバリスタやトラップなどがあり、それらを駆使しながら、防衛していくことで敵の攻撃を防ぎます。敵が設置した旗を奪い、城の中に置くことで扉を強化する、といった行動もできました。
筆者が使用したSHAOLINは、リーチが長いため非常に使いやすい印象です。そのリーチのためか、攻撃速度は遅くはない程度なものの、弱攻撃そのもののスピードは速く、けん制に使えそうでした。各スキルをチェックする余裕もないほどスピーディな展開で、プレイ時間はあっというま。
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最終的にがむしゃらに頑張った結果、なんと勝利することが出来ました。ただ敵を倒せばいいわけではないという要素、は戦術性を生んでくれそうです。ちなみに序盤連続3デスしていた筆者は、なんとかキル/デス比をイーブンにすることができました。
当日パーティを組んだほかの3人とは初対面でしたが、勝利後はFist bumpでお互いを称えあいました。これも『フォーオナー』を始めとするマルチプレイヤーゲームのいいところですね。
『フォーオナー』大型アップデート「Marching Fire」は、PS4/Xbox One/PCを対象に10月16日に海外で配信予定です。