気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Storybird Games開発、PC向けに6月19日リリースされた16bit風2DアクションRPG『Aggelos』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、16bit風のグラフィックで描かれる2DアクションRPG。グラフィックは古風であるものの、現代的なゲームデザインを採用。森、海、洞窟、そして古代の遺跡といった、様々なステージを冒険します。いわゆるメトロヴァニアで、新たなスキルや装備を入手しながら、探索するエリアを拡大していきます。記事執筆時点では日本語未対応。
『Aggelos』は1,520円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。
Francois Perez氏(以下Perez氏):Francois Perezです。私の作った『Aggelos』にご興味を持っていただき、光栄に思います。私はゲーム開発者で、この本作が初の公式リリース作品になります。アーケード、ストラテジー、RPG、レトロゲームに限らず、様々な種類のゲームを作りたい思っています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのですか?
Perez氏:本作のプロジェクトは3年前に始まりました。Storybird GamesのJulien Rocca氏に、私の過去の作品に興味を持っていただき、協力していただける事になりました。まずは本作の体験版を作り、これが成功した後、私たちは製品版を開発することを決定しました。そしてLookAtMyGameとPqubeも本作の開発という冒険に参加することになったのです。皆さん、ありがとうございます!
――本作の特徴を教えてください。
Perez氏:本作はアイテムを集めたり、スキルを身につけながら先へ進んで行く、とても典型的なアクションRPGです。しかし本作では本作ならではのオリジナルの要素である、ファイヤーポータルや止まることのないエアダッシュといったものもあります。非常にダイナミックな動きや様々なコンボを最大限に楽しめるように作られていますので、上手なプレイヤーは先へ進むための近道を発見したり、敵に大きなダメージを与える方法を見つけ出したりする事も可能です。剣や鎧には固有のアクションが用意されているのも、本作の特徴です。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Perez氏:開発当初、本作は『リンクの冒険』のようなゲームになる予定でした。しかし主人公の絵を描いた後、デザインは同一でないものの、むしろ『ワンダーボーイ』に似ていることに気づいたのです。『リンクの冒険』からの影響は依然としてありますし、これは分かりにくい事ですが、実は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』から大きなインスピレーションを受けています。実際、『Aggelos』は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の2Dアクション版、という試みで開発されました。
――本作の日本語対応予定はありますか?あるようでしたら、日本の読者にメッセージをお願いします。
Perez氏:本作は日本語対応予定です。日本のプレイヤーの皆さんに楽しんでいただきたいと思います。他の多くのフランス人同様、私も日本の事が大好きですので、この『Aggelos』を日本の皆さんが楽しんで頂けましたら、とても嬉しいです。
――ありがとうございました。
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