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今回プレイするのはスクウェア・エニックス(開発元:アクワイア)が贈る、どこか昔懐かしい香りがするRPG『OCTOPATH TRAVELER』です。
あれは僕が小学生の頃……スクウェアのRPGと言ったらハズレ無しの名作揃いで、「スクウェアのRPG買っていれば間違いない」という神話すらありました。(おじさん調べ)
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(ちなみに『ルドラの秘宝』とは……スーパーファミコン後期に発売されたRPG。3人の主人公の視点で物語を追う内容で、同じ時間軸で物語が展開されるので、1人の主人公が起こした行動が別の主人公の行動に干渉したりします。面白い!)
本作は、そんな当時を思い起こす2DタイプのRPGなのですが、それだけにあらず。懐かしいドット絵に3DCGの画面効果を加えた「HD-2D」と呼ばれる、幻想的なグラフィックが魅力なのです!
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ゲーム開始から3時間のみプレイ出来る引き継ぎ要素アリの体験版が配信されているので、まず序盤はそちらでプレイしていきます。(あの頃の気持ちになりながら!)
まずは体験版をプレイ!がっつりできるぞ!
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まず8人の主人公の中から1人選ぶのだが、選ばなかった他の主人公も町の中で仲間にする事により、それぞれのストーリーが進められる。
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溢れ出す少年の頃の思い出にテンションが上がるおじさん。
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僕が選んだ主人公は、狩人のハンイット。狩りに出かけたまま一年以上村に戻らない師匠を追う為に旅に出る……というのが彼女の目的らしい。
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主人公には、それぞれに固有のフィールドアクションがあり、ハンイットの場合だと町の人などに魔物をけしかけられるのだ。
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とりあえず村長に魔物をけしかけ、ぶっ倒して村を後にする。
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HD-2Dで描かれた美しい風景にうっとりしながら、他の主人公が待つ次の町へ。
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新しい町に着くと選ばなかった主人公が居るのだが、スルーして別の主人公の所に行けるという自由度の高さに、またしてもうっとりするおじさん。
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その後、仲間を3人集めた所で制限時間の3時間が過ぎてしまい、体験版はここで終了。一部のマップに入れない等の制限はあったものの、3時間ガッツリ遊べるので、本作が気になる人はぜひ体験版をプレイしてほしい。
さて、おじさんは、その体験版のデータを引き継いで製品版で再びプレイを開始した。
バトルはザコ戦ですら楽しいぞ!
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戦闘システムは、シンプルなターン制コマンド選択式。ほーいいじゃないか。こういうのでいいんだよ。こういうので。
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難解なシステムのゲームをやると「んあ~?ファー?」と呻いちゃう旧時代の遺物みたいなおじさんでも安心してプレイできた!
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そんなお馴染みのバトルシステムに加えられているのが「コマンドブースト」と「ブレイク」という要素で、ターン経過で貯まるブーストポイントを使うと、連続攻撃や強力な技で大ダメージが与えられる。
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敵には、それぞれに弱点属性が設定されていて、弱点の武器や魔法で攻撃すると敵を行動不能、ブレイク状態に出来る。
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これらを上手い具合に組み合わせて、敵をノーダメージで倒す事も可能!それが楽しくなってしまい、2時間くらいひたすらザコ敵と戦ってしまった。
物語を進めると新たなジョブが解放され、装備出来る武器種が増えたり新たな技を習得出来るようになり、バトルの楽しさも増していくぞ!
特殊コマンドで人々に迷惑をかけろ!
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冒頭でも触れたが、8人の主人公には、それぞれにフィールドコマンドなどの特殊な技能がある。
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狩人のハンイットなら善良な人々に魔物をけしかけてバトルをしたり
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学者のサイラスなら情報を探り出して隠しアイテムの場所を見つけたり
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踊り子のプリムロゼなら持ち前のセクシーさで誘惑し、町のおっさんやお兄さんたちをバトルに連れて行けるのだ。
ただ失敗すると……
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めっちゃ罵られるぞ!
8人の主人公には、それぞれに4章のストーリーがありサブクエストなどもちょいちょいやっていくとなると結構なボリュームになります。物語を進めるのに決められた順番はないので、いきなり遠くの町に居る他の主人公のストーリーを進める事も可能。その自由度の高さは『サガ』シリーズを彷彿とさせます。
見た目はどこか懐かしい本作ですが、ファストトラベルがあったり、ダッシュで移動出来たり、過去のイベントシーンをいつでも見返す事が出来たりと、システム周りはキチッと最新ゲームなので安心です。あの頃のスクウェアRPGファンはもちろん、全てのRPG好きにおすすめしたい一本です。
このHD-2Dというグラフィックを使って……
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あのゲームとかこのゲームとかリメイクしたら凄く楽しそうなので、流行ってくれ……!HD-2D!
『OCTOPATH TRAVELER』は、ニンテンドースイッチを対象に6,800円 +税で販売中です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。