Devolver Digitalは、Gamepiresが手がけるサバイバルシューター『SCUM』をSteamで早期アクセスタイトルとしてリリースしました。
『シリアスサム』シリーズで知られるCroteamが開発に協力している『SCUM』は、囚人同士のサバイバルを描いた架空のTV番組の参加者として生き残っていく、近未来風サバイバルシューター。『PUBG』に代表されるようなバトルロイヤルではなく、『DayZ』のようなサバイバル戦が展開する本作では、他の参加者だけでなく、ゾンビや殺人ロボとも渡り合いつつゲームが進行します。
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本作の最大の特徴はリアルな体調管理システム。プレイヤーは、長く生き残っていくために食事の内容にまで気を使う必要があり、体温の管理や排便などにも注意することになります。そして、排便は体調次第でグラフィックに変化が出るというこだわりも……。
また、ゾンビの付けていた衣服を着るとペナルティがあるなど、アイテム面での細かい設定もキモとなっています。クラフト要素では様々な装備を作成でき、ゲーム内の建物を拠点として強化可能。他の参加者の人肉を食することもできてしまいます。
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Steamの統計によれば、記事執筆時点で最大プレイヤー数5万人を記録した今作。Devolver Digitalのタイトルでは最大のローンチとなったとのことです。現時点ではサーバーのサーチ機能が実装されておらず(ソート機能はつい先程のパッチで実装されました)、フレンドのサーバーに接続する手段も少ないと言えます。早期アクセス中では専用サーバーが用意されず、サーバーレンタル(月額有料課金)のみなどの問題点もあります。
『SCUM』は、Windows向けに2,050円でSteamで早期アクセス配信中です。