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マーベルコミックスのクリエイティブディレクターBill Rosemann氏は、2018年9月7日に発売されたPS4専用ソフト『Marvel's Spider-Man』のとあるイースターエッグにまつわる裏話を明かしました。
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そのイースターエッグとは、『Marvel's Spider-Man』作中の金融街エリア南にある、ブルドッグの銅像。これは実写ドラマ化もされているマーベル作品「インヒューマンズ」に登場する"ロックジョー"をかたどったものです。ロックジョーは、タイトルにもなっている超人種族インヒューマンの一員で、強力なテレポート能力を持つ巨大なブルドッグ。作中では言葉を発しないものの、レギュラーキャラクターとして存在感を放っています。
We weren’t allowed to include the Wall Street Bull because #lawyers, so @insomniacgames asked @ermonacelli & I if they could create a Lockjaw statue in its place & we said “Yes, Please” because #doggos.#SpiderManPS4 #BeGreater https://t.co/rQF7EccYf8
— Bill Rosemann (@BillRosemann) 2018年9月8日
このロックジョー像を見つけた本作のユーザーがスクリーンショットをTwitterに投稿したところ、Rosemann氏が反応。それによれば、もともとはニューヨークに実在する有名な銅像「チャージング・ブル」を登場させる予定だったところ、使用許可が下りなかったため、代わりにロックジョーを登場させたとのこと。トラブルに対する仕方なくの代案として登場させた銅像でしたが、かえってマーベルの世界観をより深く楽しめるイースターエッグになっています。
この他にも本作のニューヨーク内には、マーベルユニバースにまつわる様々なイースターエッグが存在しています。魅力あるストーリーや、迫力のアクションを楽しむだけでなく、たまにはこうした発見を求めて、街中を探索してみるのはいかがでしょうか。
『Marvel's Spider-Man』は、PS4向けに発売中です。
※ UPDATE(2018/9/10 18:20):本文内容を一部修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。