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PS4新作『GUNGRAVE GORE』はハーフ・オープンワールドに―IGGYMOBセッションレポート【TGS2018】

PlayStation 4向け3Dアクション『GUNGRAVE GORE』メディア向けセッションのレポートをお届けします。

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「東京ゲームショウ 2018」にて、韓国の開発スタジオIGGYMOBによるPlayStation 4向け3Dアクション『GUNGRAVE GORE』のメディア向けセッションが行われました。本記事ではその模様をお届けします。


まずは『GUNGRAVE GORE』の新たな要素が紹介されました。 ビヨンド・ザ・グレイヴの武器であるケルベロスは、近接攻撃と遠距離攻撃が可能に。さらに、ケルベロスの仕様が変わることでアクションのテンポも変化する「トランスフォームアクション」が搭載されています。またオブジェクト破壊ができる要素「フルブレイク」の演出面などがパワーアップ。このようにアクションシステムは様々な部分が見直され、これまでとは一味違った戦闘が楽しめるようになったそうです。

さらにステージは、東南アジアの様々な地域を舞台にしたハーフ・オープンワールドになり、多種多様な地形で戦闘を楽しめるようになりました。例えば、水上家屋が多い地域では、船の上を飛び回ることもできるそうです。




次はキャラクターの紹介が行われました。今回もミカはグレイヴと行動を共にしていますが、彼女はある事件で大きなケガを負い、外見が大幅に変わっています。さらに、あのグレイヴ(ブランドン・ヒート)の元舎弟である九頭文治が、何者かの手によって復活することが明らかに。なお、主要キャラクターの声優の変更はないとのことです。

本作のストーリーはシリーズの世界観を継承。『GUNGRAVE O.D』以降、ミカとグレイヴは、世界各地に残っているシードをなくすために奔走していました。本作では、ミカは、自分と同じ志を持った小さな団体との連合組織「エル・アルカンヘル」のリーダーとして、敵対組織と対立することになります。


最後に『GUNGRAVE』シリーズのキャラクターデザイン・原作を手掛け、本作でイメージディレクターを担当している内藤泰弘氏が登壇。内藤氏は、「『GUNGRAVE』というタイトルは、僕が無茶なことを無茶だとは思っていなかった頃に、漫画連載を行うかたわら様々な人の手を借りて形にしたものです。「嵐のような銃撃戦をゲームの中で体感したい」という一点突破の目的で作られているため、かなり粗削りですが粗削りゆえに他のゲームにはないものが宿った作品になっていました。ただ当時、限られた環境だったり、自分の至らなさもあって、理想としていたものに届かなかった部分もあって悔しい思いをした作品でもあります」とシリーズの思い入れを語りました。




内藤氏は、続編の企画を聞かされた際「なぜ2018年に『GUNGRAVE』をやるのか?」と思っていたそうですが、IGGYMOBの『GUNGRAVE』というタイトルを大事に作り上げたいという情熱や真摯さ、姿勢を見て、本作のプロジェクトに参加したことを明らかにしました。

実際、IGGYMOBが手掛ける本作は、当時到達できなかった理想の向こう側に到達しており、それでいて『GUNGRAVE』でこだわっていた部分が大きなところから小さなところまでシンクロしていることに驚いたそうです。


『GUNGRAVE GORE』は、PlayStation 4向けに2019年冬発売予定。2018年冬には更なる続報が予定されています。
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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