今回プレイするのは、カプコンが贈る『カプコン ベルトアクション コレクション』のニンテンドースイッチ版です。
僕が小学生の頃『ストリートファイターII』の登場により、ゲーセンでは空前絶後の対戦格闘ゲームブームが到来しました。そんな中、吉田少年がゲーセンで格ゲーをプレイしていると突然見知らぬおっさんが乱入し、ボコボコにされトラウマを植え付けられてしまいます。
そんな格ゲー弱者である吉田少年にとって、対戦格闘ゲームの爽快感と2D横スクロールアクション、そして協力プレイの要素が融合した「ベルトスクロールアクション」は、まさに駆け込み寺でありユートピアでありガンダーラだったのです。
『カプコン ベルトアクション コレクション』収録タイトル
『ファイナルファイト』
『天地を喰らうII 赤壁の戦い』
『ザ・キングオブドラゴンズ』
『キャプテンコマンドー』
『ナイツ オブ ザ ラウンド』
『バトルサーキット』(初移植)
『パワードギア』(初移植)
本作には、当時のゲーマーを懐かしい気持ちにさせるベルトスクロールアクションの名作が7タイトル収録されているので、今回は、僕の少年時代の思い出を振り返ろうと思います。

ちなみにTGS絵日記と並行してたので、ネカフェでプレイしてました。
小学生の頃の思い出!『ファイナルファイト』

ベルトスクロールアクションと言えばこの名作を思い浮かべる人がほとんどであろう。まさに、このジャンルの代名詞とも言える『ファイナルファイト』からプレイしていく。
この作品は、当時ゲーセンでやりまくり、スーパーファミコン版もやりまくった。その中でも一番思い出深いのは……「スーパーファミコン版の『ファイナルファイト』で二人プレイが出来る」という裏技の噂だ。
マシン性能の関係なのか、ゲーセンでは出来た二人プレイがスーパーファミコン版では削除されていたのだが「ある裏技を使えば二人プレイが出来る!」という噂が流れ……結局はそれはデマだったわけだが……
このデマを最初に流したやつ!

今でも許してないからな……!
まあ気を取り直してプレイ再開。

このゲーム始めて間もない頃は毎回こいつにやられてたな~。懐かしい。

当時を懐かしみながらあっという間にクリア。

さも1クレジットでクリアしたような顔をしているが、クリアするまでに10回以上はコンテニューしちゃっております!
本作ではコンテニューは無限に出来るので、あの頃ゲーセンでクリア出来なかった人にもエンディングを目指して欲しい。僕のように……
中学生の頃の思い出!『バトルサーキット』

収録タイトルの中で『ファイナルファイト』の次にやり込んでいたのが、この『バトルサーキット』だ。

ベルトスクロールアクションでは珍しく、ゲーム中に集めたお金で技のアップグレードやアイテムが購入出来るお買い物要素がある。

全体的に回復アイテムがやたらと出てくるので、他のゲームに比べると難易度は低めで、僕みたいな下手くそでも1コインクリアが可能なくらいだ。

特に、こういうヒュッと出てきてすぐ居なくなる敵は、倒すとお金や回復アイテムをよく落とす。
そう言えば中学の頃、学校サボって友達の高平君と『バトルサーキット』ばっかやってたな~。高平君元気かな~。え?高平君、結婚して子供いるの?あ、もうそんな大きいの……だよね……僕らもう35だしね……ウン……僕は……僕は……

Facebookなんて見るもんじゃねえなあ……
自宅がゲーセンに早変わり!オンライン協力プレイ

本作は、ローカルマルチプレイだけではなくオンラインマルチプレイにも対応しており、遠くの友達や見知らぬ誰かと協力プレイが楽しめるぞ。条件を指定して部屋を建てて人が集まるのを待つか、誰かがプレイ中のゲームにお邪魔するか選べる。

少なくとも僕の場合ラグもなく快適だった。1人でやるのも楽しいけど、やっぱり人とやるのは楽しいな……!(友達いないからオンライン対応は助かる!)

そういえば、テレビの前にアーケードコントローラーを置くと、自宅がオンライン対応ゲームセンターっぽくなる事を発見した!ウットリ出来るのでおすすめだ!
ちなみに写真のアケコンは、Xbox 360用なのでニンテンドースイッチでは使えない……あくまで写真用だ。でも、ニンテンドースイッチ対応のアーケードコントローラーもあるので、おじさんのように楽しみたい人はそっちを使ってね。
やればやる程、当時のゲーセンの思い出が溢れ出してきました。ゲーセンに置いてあった客同士の交流ノートに下半身丸出しのハガーのイラストを描いたら、誰かが下半身丸出しのザンギエフのイラストを描いてくれたのが今でも印象に残っています。もちろん局部にはモザイク修正を施してました(どうでもいい)。
次回作があれば『パニッシャー』や『エイリアンVSプレデター』、『キャディラックス 恐竜新世紀』などが収録されていると嬉しいなあ。

僕が子供の頃住んでいた大阪の某大学通りには、ゲーセンが乱立しており、そこでよく友達と遊んでいました。しかし、今ではゲーセンの数が激減し、特にベルトスクロールアクションなんかはレトロゲーム取り扱い店でないと見かける事もありません。
しかし『カプコン ベルトアクション コレクション』を起動すれば、いつだってあの頃に……ゲームが好きでたまらなかった純粋な少年の心を取り戻せるのです……。

いつだって……

純粋な少年ハート……(純真な目)
『カプコン ベルトアクション コレクション』のダウンロード版は、ニンテンドースイッチ/PlayStation 4/Xbox Oneを対象に配信中(Steam版の配信日は未定です)。価格は、ニンテンドースイッチ/PlayStation 4版が3,056円+税、Xbox One版が3,326円(税込)です。また、パッケージ版のニンテンドースイッチ/PlayStation 4版が2018年12月6日に発売予定。価格は3,300円+税です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営している。
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