中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表

中国のソーシャルメディアとゲームを手掛ける最大手企業Tencent Holdings Ltd(テンセント)は、年齢認証システムを自社のゲームラインナップ全体に拡大予定であることを公表しました。

ニュース 最新ニュース
中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表
  • 中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表
  • 中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表
  • 中国テンセント社、2019年に自社の全てのゲームで年齢認証システムを導入予定と発表

中国のソーシャルメディアとゲームを手掛ける最大手企業Tencent Holdings Ltd(テンセント)は、年齢認証システムを自社のゲームラインナップ全体に拡大予定であることを公表しました。


これは、自社のメッセンジャーアプリ「WeChat」の自社公式アカウントにおいて明らかにしたものです。同社の人気モバイルMOBA『Honor of Kings(王者栄耀)』において、若年層のプレイ中毒を招く国内からの批判への対策として導入済みのプレイ時間制限システムを自社の全てのゲームへ波及させる予定。これに先んじる形で、その他の人気の9タイトルを対象に適用。これら10タイトルへ制限システムを導入したのち、2019年には他のモバイルゲームやPCゲームに適用範囲を拡大するとしています。


この制限システムを導入したタイトルを利用する場合、身元情報の確認の為、アカウントの実名登録が必須。未成年者で12歳以下の場合は、午前8時から午後9時までの間で、1日1時間までのプレイに制限、12歳以上の場合は1日2時間までに制限。これらの制限を超えた場合、ログイン禁止の措置が実行されるとしています。

テンセントは、未成年者を保護することは社会全体の関心事であると同時に自社の責務でもあり、ゲームタイトル全体に健康を保つシステムを導入し、改善を絶えず行っていき、業界全体の技術を促進しつつ、社会と一体となって未成年者の健全な成長に貢献していくとしています。

海外メディアBloombergは、中国における7億人以上のインターネットとソーシャルメディアユーザーは政府による制限措置に慣れているものの、今回のテンセントの取り組みは前例がないものであり、勢いあるタイトルを市場に送り出す、自社の確立されたプロセスに、冷や水を浴びせるような規制当局による新作タイトルの承認手続きの停止にも、同社は困惑していると伝えています。
《technocchi》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

  2. 「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

    「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

  3. 元『ブルアカ』スタッフ設立ゲーム開発会社、ネクソンの未公開プロジェクト流出の疑いで韓国警察が捜査開始

    元『ブルアカ』スタッフ設立ゲーム開発会社、ネクソンの未公開プロジェクト流出の疑いで韓国警察が捜査開始

  4. 『ダークアンドダーカーモバイル』タイトル変更の見通し―KRAFTONとIRONMACEの契約終了で

  5. 『龍が如く8』や『真・女神転生V Vengeance』など人気タイトルが最大80%オフ!「セガ3月ひなまつりセール」開催中

  6. 「PS Plus」3月度フリープレイ作品発表!昨年10月発売の『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』、挑戦的ロボゲー『リレイヤー』など3タイトル

  7. ハンター業もいいけど職業シムもね!Steamにてパン屋・釣り・電気技師のシミュレーターが最大95%オフ。90円で始められるパン屋体験

  8. 発売約1ヶ月前なのに…すでに入手した人物現る『アサクリ シャドウズ』プレイ映像流出にユービーアイ「パッチ適用前なので拡散避けて」

  9. Retro-Bitがファン翻訳“盗用”を認める―レトロゲーム復刻版4タイトルで発覚、今後のリリースは一時保留

  10. 『CoD:BO6』でも生成AI。海外でも加熱する「AI狩り」―Steamストアページに「生成AIを利用したアセット開発」表記追加

アクセスランキングをもっと見る

page top