今回プレイするのはコナミがSumo Digitalとのパートナーシップを通じて配信する、ニョロニョロヘビアクション『スネークパス』のPlayStation 4版です。
本作は、ヘビの「ヌードル」を操作して、ステージに散りばめられたアイテムを回収しながらゴールを目指す、若干パズル要素があるアクションゲームです。
本作をプレイする事に決まった時にまず「体がヘビで顔が僕」という狂気のビジュアルが思い浮かんだのですが……流石にそれは無いな。気持ち悪いし……
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うむ、無いな……!
独特な操作性!ヘビの気持ちになれ!
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R2ボタンで前に進み、左スティックで体を曲げ、◯ボタンで頭を上げる。
これが基本となるアクションで、地面を這いずり回ったり、色んな所に引っ付いたり巻き付いたりしていく。この独特な操作性でアスレチックのようなステージを探検し、散らばったキーストーンを集めていくのだ。
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高いところに行くには、ステージ上の棒に体を巻き付けて登るのだが、スティックをクルクルと回転させて体を巻きつける操作が独特で、なかなか上手く行かず……
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現実の僕もヘビみたいに首を伸ばして奮闘する。そうだ。もっとヘビになりきるんだ。僕はヘビ。僕はヘビ。僕はヘビ……
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これが……怪奇!ヘビおじさん!の誕生の瞬間であった。
ギミックいっぱい!アゴで押せ!
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ステージ内には、レバーを引いて道を作ったり、巨大な球を転がして仕掛けを作動させるなど様々なギミックがあるのだが……
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当然手足が無いヘビなので、球を押すのも顔面で行うのだ。
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現実の僕も思わずアゴを突き出してしまう。
どんどんゲーム内のヘビと現実の僕のシンクロ率が高まってきたので、ゲームを終える頃にはヘビおじさんになっているかもしれない……
頼れる相棒!僕は別に頼らないんですけど!
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ヘビのヌードルにはハチドリの「ドゥードル」という相棒がいる。
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△ボタンを押すとヌードルの尻尾を引っ張って持ち上げてくれるのだが……
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いまいちこのドゥードルを使うタイミングがわからず、僕は基本的には使っていない。
いつか役に立ってくれるのかなと思っていたのだが、早速その時が来た。
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高所から飛び降りた際に、うっかりステージの外に体を滑らせてしまう。
ステージは空中に浮かんでいて、そこから落下するとチェックポイントからやり直しになり、これまで取ったアイテムがパーになってしまうのだ。
そうか、ドゥードルが活躍する場はここだったのか。さあ僕を引き上げてくれ!
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そのまま!そのままで!あきらめるなよ!絶対あきらめ……うおーーーいっ!
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どうやらドゥードルにはそういうお助けシステムはなかったようで、落ちていくヌードル。
その辺はなんとか、こう、さあ……
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根性論でほら……システムを根性論で凌駕しようぜ!
初めは独特な操作感にイライラしましたが、ある程度慣れると唯一無二のヘビアクションに熱中してしまいました。
1つのステージをサクッと終えられるので、区切りよく遊ぶ事が出来ます。そのステージをクリアした後は、アイテムを拾ってポイントを稼ぐアーケードモードやタイムアタックモードが解放されるので、クリア後もなんやかんや楽しめます。
海外ではどうかわからないですが、日本においてヘビが主人公というのはあまり馴染みがないと思います。最初は僕も「ヘビが主人公か~……」と思っていたのですが、動かしている内に愛着が出てきて、ヌードルが可愛らしくなってきました。ビジュアルだけで敬遠せず、この独特な操作の楽しさを、是非体験してもらいたいです。
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君も可愛いヘビおじさんになろう!
『スネークパス』は、PS4/ニンテンドースイッチを対象に国内で配信中。価格は3,218円(税込)です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。