様々なストラテジーゲームで知られるParadox Interactiveが、ある出会い系アプリのベータ準備を行っていると海外メディアより報じられました。
そのアプリの名は有名マッチングサービス「Tinder」を彷彿とさせる「Tender」。サイトは一見ただのマッチングアプリに見えますが、登録に用いるのはParadoxのアカウント。質問内容もおどろおどろしい画像の選択項目があるなど、違和感がある作りとなっています。
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その上、表示される人物のお気に入り登録も実際にはできないなど実質的にマッチングアプリとしては機能していないようです。
これに対し、PC GamerやDestructoidは、「Tender」について、Paradoxが2015年に版権を取得したRPGシリーズ『Vampire: The Masquerade』に関するARGの一種ではないかと推測。同作は現代を舞台に暗躍する吸血鬼たちの姿を描いたテーブルトークRPGで、2004年の『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』など複数回のビデオゲーム化がなされています。
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果たして、この「Tender」が何を示しているのか、今後の展開に期待しましょう。