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2019年6月1日から6月2日の2日間にかけて、京都・みやこめっせにて開催された「BitSummit 7 Spirits」。野心的なインディーゲームが集まる中、どこか懐かしさもあるアクションゲームも展示されていました。その中で見られた『Neon Tail』は、セガサターンからドリームキャスト時代のセガを思い出すような、スケートによるアクションが特徴的な作品でした。
インラインスケートで、ポップな街を駆けめぐれ!
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『Neon Tail』の試遊では、ひと通りのアクションが世界観を確認できました。ゲームは主人公の女の子が部屋で目を覚ますところから始まります。ファンキーなおじいちゃんにチュートリアルを教わると、インラインスケートで自由に街を駆け巡ることができました。
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主人公の女の子のデザインやポップな街並みでスケートをする体験は、まるで『スペースチャンネル5』と『ジェットセットラジオ』が組み合わさったかのようです。そんな感想を本作を開発したRocket Juiceのメンバーに話すと「そうだね、僕らは『ジェットセットラジオ』の大ファンなんだ!」と語ってくれました。
その言葉通り、『Neon Tail』の基本的なアクションは『ジェットセットラジオ』を踏襲しています。インラインスケートで街を走り、手すりやガードレールに向かってジャンプすれば、レールに沿って高速で移動するアクションができるなど、オープンワールド化した『ジェットセットラジオ』のようなゲームプレイと言えるでしょう。
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『Neon Tail』はドライビングゲームに近い操作体系を実装することで、スケートで走り回る面白さを生み出しています。
RTボタンによるアクセルと、LTボタンによるブレーキの操作によって、インラインスケートならでは独特の動きと爽快感を表現しています。高速で滑る慣性を制御するアクションは『Neon Tail』ならではと感じました。この操作体系によって、スティック移動だった『ジェットセットラジオ』とは違った手触りを実現しています。
また、街でお金を集めて、買い物もできるようです。眼鏡などを買って、ファッションを変えていく楽しみも揃っています。
完成版では、よりバラエティ豊かなステージとアクションを予定
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今回の試遊版では街の一区画を見て回ることができたほか、開発途中と思われる区画も見られました。Rocket Juiceのメンバーいわく「完成版では、さらにバラエティ豊かな街を制作する予定なんだ」とのことでした。
完成版では、様々な街を探索していくだけではなく、メインストーリーで敵との闘いも実装されるそうです。『Neon Tail』は現在開発進行中。itch.ioにてデモ版が公開されています。