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3DダンジョンRPG『Dungeon Of Dragon Knight』「世界クラスのクオリティの音楽が実現されています」【注目インディーミニ問答】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、HexGameStudio開発、PC向けに7月10日正式リリースされた3DダンジョンRPG『Dungeon Of Dragon Knight』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、HexGameStudio開発、PC向けに7月10日正式リリースされた3DダンジョンRPG『Dungeon Of Dragon Knight』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、古典的なダンジョン探索ロールプレイングゲーム。プレイヤーは4つの種族、5つの職業からなるキャラクターたちで最大4人のパーティを組み、トラップや怪物との戦いなど危険に満ちたダンジョンを冒険することになります。日本語にも対応済みですが、記事執筆時点でそのクオリティは高いと言えず、こちらについてもインタビューで回答をいただきました。

『Dungeon Of Dragon Knight』は1,220円(7月18日までは10%オフで1,098円)で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

項周臻氏(以下項氏)本作のプロデューサーでHexGameStudioの代表を務める項周臻です。HexGameStudioは5人で開発を行っているインディーゲームスタジオで、中国・上海を拠点としています。沈リン熙がデザイナー、夏晴が3Dアーティスト、李超が2Dアーティスト、陳俊延がアニメーター、そして私が主にプログラマーを担当しています。他に黄慶瑜と朱藝テイはマーケティングを行っています。私はゲーム業界で18年間仕事をしてきており、テンセントではシニアテクノロジーマネージャー、JCEではプロデューサーを務めました。これまでに『Call of Duty: Online』や『NBA Online』などに携わっています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

項氏本作の開発は2017年の夏にスタートしました。私はダンジョンRPG(ダンジョンクロウラー)の大ファンで、このジャンルに属するゲームは知っている限りすべて購入してきています。その中には『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』、『Lands of Lore』シリーズ、『マイト・アンド・マジック』シリーズなども含まれています。しかし『Legend of Grimrock』のような素晴らしいダンジョンRPGをこれ以上見つけることができず、私は落ち込み、ならば自分で作ってみようと思い立ちました。こうしてスタジオを立ち上げ、本作の開発がスタートしたのです。

――本作の特徴を教えてください。

項氏本作はダンジョンRPGというジャンルの純粋な血を引くゲームで、このジャンルが持つべきあらゆる特徴を兼ね備えています。同時に、現代的なスタイルも取り入れており、例えばインスタントバトルがあります。これにより、プレイヤーは古臭さを感じず、すぐに飽きにくくなっています。多くのダンジョンRPGは今でもターンベースバトルを採用しているので、この採用は難しい判断でした。オールドスクールなスタイルを採用していますが、多くの次世代的なものも取り入れています。リアル3D、リアルタイムライティング、美しいVFX、それにとてもカッコいいサウンドエフェクトです。音楽は『モンスターハンター』、『バイオハザード』、『デビルメイクライ』などを担当した柴田徹也氏が作曲しています。氏のおかげで、私たちのゲームにおいても世界クラスのクオリティの音楽が実現されています。


――本作が影響を受けた作品はありますか?

項氏本作は主に『Lands of Lore: The Throne of Chaos』から影響を受けています。この作品をプレイした時(1997年)、当時はまだ技術的にとても難しかったダイナミックライティングを見て、衝撃を受けました。それから20年以上経ち、ゲーム業界で何年も経験を積み、私が心から大好きな作品のようなゲームを作りたいと思ったのです。

――本作は日本語にも対応していますが、現時点ではクオリティが低いと言わざるを得ません。今後改善の予定はありますか?

項氏ほとんどすべてのダンジョンRPGは英語にしか対応していないので、プレイするのが苦痛な部分があります。皆さんに同じ苦しみを味わって欲しくないと思い、本作は日本語、中国語、韓国語、その他の言語にも対応しています。ダンジョンRPGを存分に楽しんでもらいたいという思いからです!

本作における日本語は早期アクセス中に一ヶ月かけてアップデートしたのですが、日本のプレイヤーの皆さんは恥ずかしがり屋の方が多いのか、ほとんど問題点が報告されませんでした。もちろん日本語のクオリティは改善したいと思っていますが、当初の想定よりも時間がかかってしまいそうです。もし問題点をご報告していただけるお時間がございましたら、ぜひご連絡ください。開発側でも翻訳者を増やし、改善に務めていきたいと思っています。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

項氏本作は私たちのスタジオのデビュー作ですので、気に入っていただけると嬉しいです。HexGameStudioはとても小さなスタジオですが、皆様のサポートが得られれば、今後も皆さんに様々なゲームを提供できると思います。今後ともよろしくお願いいたします!

――ありがとうございました。


《Chandler》
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  • スパくんのお友達 2019-07-15 16:13:13
    日本人って問題点を見つけても開発に言わずにSNSとかに愚痴るだけだよね
    文化の違いなのかな?
    11 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-07-15 15:49:45
    ドラゴンナイトって懐かしいなぁ
    当時を思い出したよ
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-07-15 4:43:29
    こんな意欲作がリリースされてたとは
    15 Good
    返信
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