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FOW Interactiveは、アダルト宇宙RPG『Subverse』の早期アクセスを取りやめることを発表しました。
Kickstarterでの支援額が2億円を突破し、大きな成功を収めた本作。早期アクセスを取りやめた理由は4点挙げられています。
- シングルプレイヤーでストーリー重視のRPGは早期アクセスを利用しない傾向にあるため。早期アクセスは、FPSやローグライク、MMOといったゲームプレイのループが存在するジャンルや、大規模なオンライン要素が含まれている作品に適していて、そのテストが必要な場合によく利用される。
- 4,500人のベータテスターがおり、ゲームプレイの調整をするには十分であるため。
- 『Subverse』はストーリー重視のゲームであり、全体を通してひとつの体験であるため。チャプターごとに区切り、勢いが削がれるのは痛手となってしまう。
- 「完成版」と「早期アクセス版」ではクオリティにはっきりと差が出てしまうため。
本作がウィッシュリスト数で世界13位を誇っていることもあり、この決定は軽いものではなかったと語られています。なお、今回の決定がクローズドベータに影響することはなく、そちらは予定通りに行われるということです。また、クローズドベータ開始に伴ってYouTubeでゲームプレイフッテージを公開すると予告。ベータテストに参加できずとも気を落とさないでほしい、としています。