ストリーマーやVTuberの配信をきっかけにヒットし、東京ゲームショウ2019へのブース出展も果たしたOther Ocean Interactiveのマルチサバイバルゲーム『Project Winter』。この度Game*Sparkは、同社のスタジオヘッドであるRyan Hale氏(以下、Ryan)に「日本でのヒット」をテーマにしたミニインタビューを行いました。本記事ではその様子をお伝えします。
――自己紹介をお願いします。
RyanOther Ocean Groupのスタジオヘッドを担当するRyan Haleです。
――日本ではVTuberやストリーマーなどの配信をきっかけにヒットした同作ですが、日本での流行について、Ryanさんの考えを聞かせて下さい。
Ryan日本でのヒットは偶然のようなものです。ある日突然多くのYouTuberたちにシェアされ、あれよあれよと拡散されていたので、びっくりしました。
――ちなみに、「VTuber」についてはご存知ですか?
Ryanはい、知っています。ただ、流行の要因はストリーマー間でのヒットだけではないと考えています。『Project Winter』は、非常にポピュラーなボードゲーム・カードゲームである「人狼ゲーム(汝は人狼なりや?)」と近いコンセプトを持っているため、それが日本で人気を博した結果、ストリーマーたちの目に本作がとまったのではないでしょうか。
――今回のTGS2019出展のように、今後も日本に向けた取り組みをする予定はあるのでしょうか。
Ryanはい、ストリーマーに向け、もっと本作を発信していきたいと思っています。現在はPS4/Xbox One版をリリースすることを目標に開発を進めていますし、日本のプレイヤーは北米やロシアのプレイヤーとも異なる独特なプレイヤーも多いので、日本独自のものも作っていきたいとも考えています。例えば、2時間くらい続けられるようなプレイ要素や、裏切りがもっと楽しくなるような要素ですね。
――それは新しいモード、ということですか?
Ryanそれはもうちょっと先のお楽しみ、ということで(笑)
――同作は既に日本語(Steam版のみ)にも対応していますが、今後パッチノートなどを日本語で配信する予定はありますでしょうか?
Ryan日本のコミュニティは非常にパワフルで、彼らがパッチノートをすぐに翻訳してくれています。パッチノートを配信した1時間後には翻訳が終了していて、Discordやツイッターで発信されていることもありますね。
――最後に、日本のプレイヤーに向けてメッセージをお願いします。
Ryan皆様が望むプレイに向け、アップデートやより良いゲームにするための改善を進めていくつもりです。よろしくお願いします!
――ありがとうございました!
『Project Winter』はSteamにて2,050円で配信中。ゲーム内容等についてはストアページからご確認下さい。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
PC アクセスランキング
-
「助けてくれたらあなたと寝てあげる」女性からの電話におじいちゃんが大奮闘!アクションADV『Grandpa High on Retro』発表
-
フル3Dリメイク初代『ウィザードリィ』の『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』パッケージ版2024年後半発売発表!5月23日新規キーアート公開&予約開始
-
『Fallout 4』次世代アプデで延期された大型Mod「Fallout: London」GOGでの配信に移行し旧バージョンのリリースにも前向き―海外報道
-
美少女版『エクバ』2on2メカ少女対戦3DACT『星の翼』流行の兆し?日本語非対応にもかかわらずSteam売上上位に
-
航空戦ターン制ストラテジー『Outlaw Squadron』Steamストアページが公開!カードでパイロットを訓練、スキルセットを構築していくローグライク
-
如意棒を手に暴れ回れ!アクションRPG『黒神話:悟空』アクション盛り沢山の新トレイラー
-
デュアルクラスを駆使し仲間とともにオープンワールドで戦え!『ディアブロ』系ARPG『Astera』Steamストアページが公開
-
『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』、SteamでのPlayStationパブリッシャーのシングルプレイヤー作品として同時接続者数1位を達成
-
トランプ×タロット×UNOでポーカー!ごちゃまぜカードゲーム『Everything Everywhere all at Cards』無料リリース
-
工画堂の新作ターン制SLG『One-inch Tactics』Steamで配信開始!机の上で繰り広げられる、かわいいけど本格的な戦略ゲーム