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PC向けカジュアルシミュレーションゲーム『群衆シミュレーター(Crowd Simulator)』のプレイレポートをお届けします。シンプルなビジュアルと中身が想像しやすいゲームタイトル……そんな本作にいったいどのような楽しみ方があるのか、紹介していきたいと思います。
本作を開発したのはZHANG FAN氏とSHEN JIAWEI氏。SHEN JIAWEI氏はパブリッシングも担当しています。通常価格は100円で、執筆時は10%オフの90円で購入可能。ワンコインクラスの超お手軽価格です。そのお値段から「絶対に(悪い意味で)ヤバいタイトルだ」と思っていたのですが……実際にプレイしてみると、まったくそんなことはなかったのです。
操作方法は、キーボード+マウスであれば「WASD+マウスクリック」、コントローラーであれば「左右スティックとボタン」とかなりシンプル。見た目や動き的にも『Human Fall Flat』を彷彿とさせますが、実際は似て非なるものだったりします。ちなみにSpaceでジャンプをすることもできます。
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満員のエレベーターに必死に乗り込んだり、ひたすら人が降りてくる地下鉄にどうにかして乗り込んだり……などなどのラッシュ系から、いったい何人が参加しているのか分からないサッカーをしたり、大量の羊をかき分けて牧場から出たり、小さい氷の島の上でバトロワをしたり……と、用意されたステージは多種多様。先ほど触れた基本操作のみで、様々なシチュエーションを楽しめます。今後のアップデートについては明かされていませんが、ステージ追加には期待したいところです。
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「エレベーターになんとかして入る」ことを目標としたステージでは、NPCの中をかきわけつつ、全く詰めてくれない利用者にガンガン肩を入れて、強引に乗っていきます。広い場所では助走をつけて体当たりをして、そこから「GRAB」を使って少しずつ詰めていく方法が全体的に有利な印象でした。
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特に攻略を悩まされたのは、ぎゅうぎゅうのバスに乗り込むステージ。本記事では割愛しますが、そのクリア方法はなかなかトリッキーでした。なるほど!と感心させられたり「そういう無茶も通用するのか」と思える答えもあり、そんな発想の転換の気持ち良さが好感触でした。
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本作はタイトル通りに「シミュレーター」と言うより、「ちょっと頭を使うアクションゲーム」と呼んだほうが正確かもしれません。筆者はせっかくなので友人向けに映像配信をしつつプレイしていましたが、参加者全員が笑い疲れてしまうほど楽しめたので、お値段以上の魅力が備わっていると思います。
『群衆シミュレーター』はPC向けにSteamで販売中。10%オフ(90円)となるスペシャルプロモーションは、10月1日未明に終了します。