Paradox Interactiveは、先日ドイツ・ベルリンにて開催されたPDXCON 2019にて、SFリアルタイム4X『ステラリス』の新DLC「Lithoids」と「Federations」を発表しました。
「Lithoids」は、全身が岩石でできており、鉱物を主食とする種族「Lithoids」をゲームに追加するパック。同種族向けのポートレートや、鉱物系船舶モデル、ボイスパックも導入されます。
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「Federations」では、可動式巨大惑星基地要塞Juggernaut級や、超巨大構造物Mega Shipyardなどの超巨大建造物が追加されるほか、ゲームに大きなメカニックが多数導入。連邦や銀河議会といった要素の拡張・追加により、プレイヤーに多数の新たな戦略を与えます。コミュニティでは、様々な効果を持つ特定の議題に対し投票したり、立法を推進することにより銀河のパワーバランスに影響を与えたりすることも可能。投票は各国の持つ影響の合計で決する形となります。
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そして「Federations」のもう一つの大きな要素が「起源」。これは各種族に対しゲームごとに、宇宙時代に至ったルーツを付与するものです。PDXCON会場にて行われたメディア向けFAQによれば、ゲームバランスを取るための要素としては考えておらず、開始数十日で母星が爆発する「ドゥームズ・デイ」といった極端な“起源”も用意されているとのこと。
なお、アップデート後はAI帝国にも、もちろん「起源」が付与。それが「ドゥームズ・デイ」のようなものであった場合には、非常に積極的な植民地政策を取るようになるなど、よりダイナミックなプレイを楽しむことができる模様です。
『ステラリス』DLC「Lithoids」は2019年10月25日発売予定。Steamなどでは予約も受付中です。「Federations」は2020年後半に発売予定です。
<取材協力:DMM GAMES、Paradox Interactive>