
The Strong National Museum of Play(ストロング国立演劇博物館)が選定するビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”の2020年候補作品が発表されました。
選出基準は大きく分けて「幅広く認知されている」「一時の流行ではなく長期的に人気を博している」「世界的である」「他のゲームやエンターテインメント、一般社会や文化に大きな影響を与えている」の4点。今回は下記の12本が選出されています。
- 『Bejeweled』
- 『Centipede』
- 『Frogger』
- 『GoldenEye 007』
- 『Guitar Hero』
- 『King's Quest』
- 『マインクラフト』
- 『NBA Jam』
- 『Nokia Snake』
- 『Super Smash Brothers Melee(大乱闘スマッシュブラザーズDX)』
- 『Uncharted 2: Among Thieves(アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団)』
- 『Where in the World is Carmen Sandiego?』
館長のJon-Paul C. Dyson氏は「これら12の殿堂入り候補作品はすべて、ビデオゲームや大衆文化の発展に大きな影響を与えました。そしてゲーム産業とその社会への影響の物語を伝えることができます。『Nokia Snake』はモバイル機器がプラットフォームになり得ることを証明し、『Bejeweled』はそのアイデアを新たな高みへと導きました。『Centipede』はアーケードゲームの初期にヒットし、『Frogger』はアーケードから飛び出しポップカルチャーの象徴となりました。『King's Quest』はアドベンチャーゲームのジャンルを永遠に変え、『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』のようなゲームはビデオゲームにおけるストーリーテリングとアートの境界を押し広げました」と語っています。
最終的な殿堂入りタイトルは国際的な諮問委員会のメンバーによって選ばれ5月に発表予定。公式サイトでは“Player's Choice”としてファンからの投票を受け付けており、上位3タイトルは選定においてそれぞれ1票ずつ獲得します(諮問委員会は全部で29票)。