
先日のEAからの発表では、同社のアメフトゲームシリーズ最新作『Madden NFL 21』(PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X)において、次回作『Madden NFL 22』の発売前にPS4/Xbox One版『Madden NFL 21』を入手した場合、追加費用なしでそれぞれPS5/Xbox Series X版『Madden NFL 21』にアップグレード可能になるとしています。また「パッケージ版を購入したユーザーは、“現時点では”ディスクレスの次世代機でデジタル版へアップグレードできない」とも記されており、こうした対応がEA独自のものなのか、サードパーティーのパブリッシャーに向けても同様のアップグレードの仕組みを提供するのか、そもそも日本でもアップグレード対応があるのかをSIEJAの広報担当者に確認しました。
担当者によれば、各パブリッシャーはPS3からPS4の移行時に採用された「アップグレードプログラム」と同様に、ユーザーがアップグレードできる仕組みを提供できるとのこと。もちろん、日本国内向けにも海外で発表されているのと同様に対応され、「ユーザーの皆様がPS5への移行と、既に所有のPS4タイトルのアップグレード(PS5版がある場合に限る)がしやすいようにサポートしていく」と話しています。
なお、アップグレード対応についてはXbox Series Xで採用される「Smart Delivery」のような統一規格があるわけではなく、対応の有無や仕組み、追加費用については全てパブリッシャーの判断に委ねられるとのこと。SIEは、各社のアップグレード対応について、「それぞれのタイトルで提供される(パブリッシャーの)アップグレードプランを柔軟にサポートしていく」としています。その他、PS4パッケージ版からPS5デジタルエディションのデジタル版へのアップグレードが対応していないことについて、対応の予定があるかについては回答を得られませんでした。
新情報が徐々に明らかになるPS5ですが、ユーザーにとっては具体的なアップグレード方法や、コストも気になるところ。今後も新情報が判明次第お伝えしていきます。
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