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今も世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルスで「巣ごもり需要」が続く中、Facebookとソニーが自社のゲームデバイスの出荷を増やす準備を進めていることが分かりました。
日本経済新聞社のアジアマーケット特化メディアNikkei Asian Reviewによると、FacebookはVRヘッドセット「Oculus」の生産について今より50%増加を目標にして、生産数を200万台に引き上げているとしています。2019年5月に発売されたオールインワンVRヘッドセット「Oculus Quest」のヒットなどを受けて同社は現在VR市場で約35%のシェアを獲得しており、今後も拡大を続けるようです。
また、2020年の年末商戦期に発売予定となるソニーの次世代プラットフォーム「PlayStation 5」も、生産台数も増大させているとの報道が。春に予定されていた生産台数の600万台を50%増やし、約900万台に引き上げたとしています。
新型コロナウイルスの影響によってゲーム市場の需要は増えており、さまざまなオンラインゲームでユーザー数の記録を更新するなどの状況が続いています。この動きはそうした情勢を受けてのものなのでしょうか。