こだわりのロンドンの街並みについて在住者にインタビュー
ここからは、実際にロンドンに住んでいる筆者の友人N氏に話を聞いていきます。N氏は安全保障について学ぶため日本からロンドンの大学へと留学している大学生で、約3年間ロンドンに在住しています。
現地で暮らしている学生の目に『ウォッチドッグス レギオン』はどのように映るのか、さっそく聞いてみましょう!
――本作ではロンドンを舞台にしていますが、8つの地区に分かれています。これらの地区はロンドン在住者にとって馴染み深いものなのでしょうか?
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N氏これはおそらく、「borough」と呼ばれる行政区画をもとにして決定されています。実際、左下のナインエルムズ以外は全て行政区画の名前が使われています。また、地図に描かれている建物も実際に存在していて、それぞれの地区の代表的な建物が描かれていますね。
――現実のロンドンに基づいているのですね、ゲーム内の街並みはどうでしょうか?
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N氏おお、これはすごい!しっかりとロンドンが再現されています!2枚目は、太い道から一本入った住宅街がまさにこんな雰囲気の通りになっています。歩道のポールみたいなのも実際にあるし、街路樹もこんな感じの木が至るところにありますよ。
――もう少し街並みの写真を見てもらいましょう。
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N氏やっぱり、良く街並みが再現されています。ただ、この写真は大通りにしては人が少ないように感じます。
――プレイしていて少し気になったのは、ゴミや落書きがとても多いこと。実際にロンドンではこんな感じの落書きがあるの?
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N氏落書きは場所にもよるけどすごく多いですねぇ……。ゴミなんかもこんな感じで普通に落ちています。
――街並みはリアルに再現されていることが分かりましたが、車など細かな点はどうしょうか?
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N氏これは多分救急車ですね、とてもよく見かけます。
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N氏ほかに気になった点として、このバスの写真広告。
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これの右側が面白くて、すごく政府の広告感のあるデザインとフォントだし、下の白いのとかまるで政府機関のロゴのようです。
――なるほど、広告までこだわって作られていると。ちなみに、『ウォッチドッグス レギオン』でも言及される大量の監視カメラですが、現実のロンドンも「監視カメラ社会」と言われることがあります。実際に住んでいて実感はあるでしょうか?
N氏監視カメラに関してはあまり気にしていないですが、CCTV in operation(監視カメラ稼働中)という看板がいたるところにあるから、多いのだなと感じる時はあります。
以上、『ウォッチドッグス レギオン』の画像を見てもらいつつ、気になった点について答えてもらいました。本作の街並みはロンドン在住者にとっても驚きの再現度となっているようです。バスの広告一つとっても、本作のこだわりが良く分かります。
一方で、ゲームプレイに関しては全NPCをスカウトし工作員として仲間に出来るなど発展している点はあるものの、基本的なプレイ感は、約4時間のプレイでは前作とあまり変化が無いように感じました。とは言え、イギリスの再現度やスカウトの楽しさは本物。全国のデッドセックの仲間たちの期待に応える出来と言えるでしょう。
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ちなみに、発売日となる本日10月29日19時より、YouTubeなどで活動する10組のインフルエンサーが本作を同時に実況配信するという特別企画が実施予定。企画の詳細はこちらの特設ページよりご覧いただけます。現在発表されているインフルエンサーのラインナップは以下の通りです。
- 兄者弟者
- 裏切りマンキーコングch
- 小野坂昌也☆ニューヤングTV
- 駒沢アイソレーション
- ダイアン公式チャンネル
- たくちゃんねる
- 丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー
- なつめさんち
- 黛灰/Kai Mayuzumi
『ウォッチドッグス レギオン』は、PC/PS4/Xbox One向けに発売中。Xbox Series X|S版は11月10日、PS5版は11月12日のリリースです。また、PS4/Xbox One版購入者はそれぞれの次世代プラットフォーム版に、無料でアップグレード可能です。