Piranha Gamesは、同社の手掛ける巨大ロボシミュレータ『MechWarrior 5: Mercenaries』のSteam/GOG.com版およびDLC「Heroes of the Inner Sphere」の発売を2021年春に延期しました。
同作は長年続く『MechWarrior(メックウォーリア)』シリーズのナンバリング新作。もともとSteam向けには2019年9月配信予定であったものの、2019年春先のコミュニティ向けの予約販売受付終了直後にEpic Gamesストア時限独占化を発表。2019年12月10日に、1年間の時限独占のもとで発売していました。
今回の延期は『サイバーパンク2077』を避けたものとしていますが、具体的な延期後の日程については明らかにされていません。いずれにしてもSteamユーザーは再びいつともしれないリリース予定を待つ形となりました。これについては「理想的なものではないことは理解していますが、待っているだけの価値がある」としており、12月1日に決断に至った理由や今後の同作についてを語る映像ブログを公開予定であるとしました。
また、延期に合わせ新たな発売日にはXbox One/Xbox Series X│S版も同時発売となることが発表。家庭用での『メックウォーリア』関連タイトルは『メックアサルト2』以来となります。Piranha Gamesは、この変化により新たな発売日に合わせて最大規模のマーケティングを行えるとともにAIなどのゲーム自体の改善も図る時間が得られたとコメント。なお、『メックウォーリア』はマイクロソフトが元の版権を有しており、こちらは先日、同社から5年間のライセンス延長を受けたことを明らかにしています。
発表では他にもPiranha GamesがEnad Global 7に買収されたことも明らかにされました。