●Digital Spy: 100/100(PC)
本作は私たちが体験したことのない、素晴らしいゲームであり、次世代のゲームへの入り口だ。私たちはこの世界とその中にあるすべてのものに夢中になった。2020年のThe Game Awardsには選ばれていないが、誤解を恐れずに言えば、本作は私たちにとってこの10年間で最高のゲームだとたやすく言える。(本作の舞台は)残虐で本能的な世界であり、コンクリートのジャングルの中に死がしみ出してくる。そして請け負う仕事はどれも、この容赦ない街においての自らの暗い死への始まりのように感じるだろう。しかし、クエストを完了し金を手に入れると、また次の危険に飛び込んでいってしまう自分に気づくのだ。
●God is a Geek: 100/100(PC)
●VG247: 100/100(PC)
多くの期待と注目を集めていたため、本作を心待ちにしていた人も多いことだろう。出来上がったものはというと、多くの人が予想していた以上に親しみのあるものかもしれない。完璧とは言えない要素が多いが、作り込みと魅力的なストーリーに満ち溢れているのだ。見ることとやることがとても多く、本作はまばたきをすれば数時間が過ぎているようなRPGだ。2020年最後の一本にふさわしい。
●The Games Machine: 95/100(PC)
●GameStar: 91/100(PC)
前世代機において、私は2回だけ涙を流した。『Ghost of Tsushima』の百合のクエストと、本作のクレジットだ。大好きな本を初めて読み終わった時のあの切ない胸の痛みを思い出してほしい。すべての素晴らしいキャラクターたち。心温まる体験。様々な運命。そして笑える出来事までが、涙を誘うのだ。初めての体験というのはもう二度とやってこない。本作の世界のように、記憶を消し、もう一度本作を体験できたらどんなに良いだろうかと、本作はそう思わせてくれるのだ。
●IGN: 90/100(PC)
●RPG Site: 90/100(PC)
●JeuxActu: 85/100(PC)
本作は素晴らしい雰囲気のナイトシティとNVIDIA RTXによる美しいPCによるグラフィックにより、2020年のGOTY有力候補になれるポテンシャルを持っていた。しかし一方で、十分に使いこなせていない要素やリリースの際の派手な宣伝に見合っていないという失望もある。特に大量のバグやパワフルなPCでも起こる深刻なパフォーマンス低下といった、技術的な問題だ。おそらくこれから6ヶ月から8ヶ月経ち、すべての問題が解決されれば、2021年のGOTYになるだろう。
●PC Gamer: 78/100(PC)
●GamesBeat 60/100(PC)
本作は、多くの人が待ち望んでいた大予算ゲームのワクワクをもたらしてくれると思う。しかし私にとってはいくつかの重要な面で基準に達しておらず、その多くは(高すぎる目標による)野心ゆえの副産物によるものだろう。
PC/PS4/Xbox Oneを対象に12月10日発売予定の『サイバーパンク2077』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PC版が91点(総レビュー数44件)、PS4版が判定不可(総レビュー数0件)、Xbox One版が判定不可(総レビュー数0件)をマークしています。
『サイバーパンク2077』は、『ウィッチャー』シリーズで知られるCD PROJEKT REDによる新作オープンワールドRPG。発表から8年、そして数回の延期を経てついにリリースされます。メディアレビューでは、「今までに体験したことのないゲーム」や「記憶を消してもう一度やりたい」と言った声が出ており、まさにゲーム史に残る一本と言えそうです。技術的な問題を指摘しているメディアも多いですが、それでも高得点を連発しているあたりに、本作がどれだけ魅力的な作品か見て取れるのではないでしょうか。
『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/Xbox Oneを対象に12月10日発売予定です。