海外大手小売であるWalmartは、同社が行っているBOT対策についてのブログエントリを公開しました。
それによれば、いわゆる「転売屋」がよく使用するBOTに対抗するため、同社では独自の検出ツールを配備。常に監視網をくぐり抜けようと進化し続けるBOTに対応するために継続的に更新しているとのことです。結果として、大部分のBOTのブロックに成功しているとのことですが、驚くのはその数。同社が11月25日に「PlayStation 5」販売を行った際には最初の30分だけで2,000万件以上のBOTをブロックしたとしています。なお、これは継続的に処理しているBOT数の数分の1にあたる模様。
同社ではもしこの初期監視をすり抜けられた場合でも、その後の注文を監査・キャンセルしていることで大部分の次世代機を正規の顧客に届けることに成功したとしました。
今後もまだまだ品薄が続きそうな次世代機。2021年中には安定して入手できるようになることを願いたいところでしょう。