米半導体メーカーのAMDは、現在オンラインで開催中のCES2021のKeynoteにて、ゲーミングノートを視野に入れたモバイルプロセッサ「Ryzen 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー」を発表しました。
AMD最高経営責任者リサ・スー氏の説明によると、Zen 3アーキテクチャの「Ryzen 5000シリーズ」は2種類のユーザーをターゲットにしており、ゲーマーやクリエイター向けとなるHシリーズと、メインストリームのノートPCユーザーに向けたUシリーズが用意されるとのこと。
最上位となるHシリーズは、最大8コア、16スレットを搭載し、優れたゲーム体験を損なわずに長いバッテリー寿命を実現するとしています。Uシリーズは、ノートPCの一般的な使用で17.5時間、動画の再生では21時間のバッテリー駆動が可能。
「Ryzen 5000シリーズ」は、2021年第1四半期中に提供開始予定。Keynoteでは、企業向けとなる「Ryzen PRO 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー」もあわせて発表されており、こちらは2021年上半期から提供予定となっています。