Iron GateStudioによるPC向けオープンワールドクラフトゲーム『Valheim』をGame*Spark読者と一緒にプレイする企画「読者参加型Valheim生活」が日を追う毎に注目を集め、多くの読者が参加する人気企画となりました。先日、企画内で読者が制作したアトラクションのヴァイキングを紹介しましたが、その後さらなる進化を遂げたので、改めてその内容をお伝えします。
ヴァイキングとは、左右に大きく揺れる帆船を模した大型ブランコ。前回は、小型船やロングシップを宙吊り状態にして左右に揺らすことでそれを再現していました。ただ、それは絶叫マシンのようなレベルではありませんでした。
今回紹介するのはまさに絶叫マシンと化したヴァイキングです。YouTuberの父さん/剛毛房男さんが制作した冒頭の動画と一緒にご覧ください。
スリルが最高潮になったヴァイキング
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久しぶりにヴァイキングがある遊園地に訪ねてみると、謎の施設が建っていました。実は、これは高所から小型船を発射させるための施設です。
建材に重量制限がある本作において、高所に建物を建てるには、高く直角に伸びるマツの木を植えて、これを柱にする必要があります。さらにマツの木が生えた地面も最大限まで盛り上げています。
マツの木は個体差があるため、マツの木を使って建物を高所に建てるには同じ個体を揃える必要があります。制作者によると、同じ個体が生えるまで何度も松ぼっくりを植えたのが苦労したのだとか。
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頂上にある発射台は、地上にあるポータルから移動可能です。発射台には傾斜に設置された小型船があります。帆の部分にはストッパーが設置されており、これを外すことで船を発射できます。
発射された小型船は、滑走の勢いでヴァイキングの軸部分と衝突することになるのですが、これによって船の帆の部分と軸部分がうまい具合に組み合わさり、滑走で得られたエネルギーで船体を左右に大きく揺らせます。……ここまでの流れは、前回のロングシップヴァイキングと同じなのですが、発射台を極限まで高くしたことで勢いが倍増し、ついに一回転ができるようになりました。
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ただ、その分危険度も増しており、利用中は船体が破損してしまうことがあるので常にハンマーを使って修理をしなければなりません。さらに、何かに掴まっていても遠心力によって船体から放り出されることが多々あります。
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制作者によると、風向きが船の進路方向と異なるとそのまま飛空艇のごとく飛んでいくこともあるそうな……。遊ぶ側のテクニックや知識も要求されるようになりました。
ちなみに筆者は、5回遊んで3回死にました。
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また、一回転中は3D酔いをすることもあるので、3D酔いしやすい人は注意が必要です。
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そして忘れてはいけないのが遊んだ後の後片付け。まずは小型船の衝突によって傷んだ軸部分を修理します。そして軸部分に宙づりになった小型船を破壊して材料を回収し、発射台に再び設置して次に遊びたいお友達にバトンタッチする手順を踏まなければいけません。
もはや何のゲームかわからなくなってきましたが、それだけ本作には自由度があるということなのでしょう。ヴァイキングを作った制作者は、今後も精力的に新たなアトラクションを開発するとのことなので、次回作にも期待です!