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スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2021年3月期の連結決算を発表しました。
売上高は3,325億3,200万円(前年比+27.6%)、営業利益は472億2,600万円(前年比+44.2%) 、経常利益499億8,300万円(前年比+55.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は269億4,200万円(前年比+26.2%)を記録。
デジタルエンタテインメント事業では、『FINAL FANTASY VII REMAKE』や『Marvel's Avengers』といった大型タイトルの発売があったことに加え、カタログタイトルの販売好調、ライセンス収入などにより、前期比で増収となっています。
MMOにおいては、『ファイナルファンタジーXIV』と『ドラゴンクエスト X』の拡張パッケージ発売が前期だったため、当期は減収に。ただし、同タイトルの継続課金収入等は好調に推移しています。
ソーシャルゲームでは、『ドラゴンクエストウォーク』や『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』などの既存タイトルが堅調だったことに加え、当期にサービス開始した『ドラゴンクエストタクト』や『オクトパストラベラー大陸の覇者』および『NieR Re[in]carnation』の収益貢献によって、前期比で増収となりました。
アミューズメント事業においては、政府の緊急事態宣言発出を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、第1四半期連結会計期間に国内の店舗を臨時休業としたことにより、前期比で大幅な減収および営業損失に。
今後もアミューズメント事業は、新型コロナウイルスによって厳しい経営となりそうですが、同社は「更なる収益性向上に注力することでWithコロナ時代を生き抜くための体質改善を図る」としています。
■スクウェア・エニックス・ホールディングス IR情報
https://www.hd.square-enix.com/jpn/ir/