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スクウェア・エニックスは、PS4/ニンテンドースイッチ/PC向けアクションRPG『聖剣伝説 Legend of Mana』にて、オリジナル版に搭載されていた独自フォント、別名「津田フォント」を2021年秋に配信すると発表しました。
津田フォントは、本作のアートディレクターである津田幸治氏がひとつひとつ作り上げたものです。文字に独特のやわらかさがあり、本作の絵本のような作風に調和しているとしてファンの間で高い評価を受けていました。
『聖剣伝説』シリーズ生誕30周年を記念した特別番組「祝30周年!聖剣放送」に出演した『聖剣伝説』シリーズのプロデューサーである小山田将氏によると、津田フォントの搭載はリマスター版の制作時から検討していた部分ではあるものの、マルチプラットフォームやグローバル展開を行うにあたってゼロからフォントを作らなければいけなくなったので、当時の文字数だと全ては満たせなかったとのこと。また、オリジナル版制作当時のフォントの作りは、現在のフォントの作りと差異があったそうです。ただ、津田フォントを要望する声が多かったため、今回の発表に至ったとしています。
現在は、津田フォントをシステムに入れ込むことが確認できるようになり始めているそうです。
津田フォントが搭載されるアップデートの詳細な配信日については続報に期待しましょう。