Game*Spark編集部がオススメする特選インディー3選をお届け!
今週は、大型アップデートによって生まれ変わったサキュバスARPG『She Will Punish Them』、学生制作のサイコロジカルホラー『Reminiscence』、独自のアートワークとシステムが特徴のRPG『Cris Tales』の3本です。
『She Will Punish Them』
2020年4月29日にSteamにて早期アクセスが開始された本作ですが、ここ数日の間にプレイヤー数が急増していることが明らかとなりました。本作は『ディアブロ』ライクなハック&スラッシュと、美しい女性戦士のセクシュアリティを融合した作品。プレイヤー数増加の原因は、日本時間6月25日からスタートしたSteamサマーセールによる割引と、同日に行なわれた大型アップデートによるものとみられています。本アップデートではHDオーバーホールとしてグラフィックからカスタマイズ機能、戦闘、コンパニオン、敵、家づくり、UIまで大部分が改善。その後のアップデートでも精力的に機能追加や改善が行なわれており、日本語非対応ながら国内売上ランキングの上位に位置し、今なお高い同時接続数を保っています。
『Reminiscence』
終末世界の現在と1950年代の過去を行き来する、1人称視点のサイコロジカルホラーとしてSteamにて先日リリースされた本作ですが、その制作はカナダの学生によるものでした。ゲームやアニメ業界に多くの卒業生を輩出している教育機関「ISART Digital Montréal」。日本の「東京工科大学」などともパートナーシップを結んでおり、世界各地で最先端の技術を学ぶことができます。本作はその学生の卒業制作としてUnityで制作されており、プレイヤーは失踪した家族を探すために崩壊した家を探索します。時間を操る能力を使いパズルを解いていくほか、ストーリーはプレイ中に起こる数々のイベントやナレーションなどで詳しく語られ、無料プレイゲームながら高いクオリティを垣間見ることができます。
『Cris Tales』
『クロノ・トリガー』『ファイナルファンタジー6』『ペルソナ5』など、日本のRPGに大きなインスピレーションを受けて作られた本作。時を操る能力を持つ主人公の少女・クリスベルと仲間たちが、恐るべき力を持つ「時の女帝」の野望に立ち向かう物語が描かれます。時を操る能力は、敵を過去に飛ばして弱体化する、毒状態の敵を未来に飛ばしてダメージを与えるなど、時間を利用した独自の戦闘システムを生み出し、美しい手書きのアートワークと美麗なアニメーションとも合わさりユニークな作品となっています。また、今回のリリース日の発表に合わせ全プラットフォームでの日本語対応もアナウンスされています。
対応機種:PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ
発売日:2021年7月20日
価格:3,980円
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