
発売後も色々と各所で話題を振りまいているロシア産アイドル事務所経営ゲームの『Idol Manager』ですが、本誌でもプレイレポなどをご紹介させていただいております。本作品の難易度の高さはプレイレポでも触れていますが、連日SNSやSteamのアクティビティでも「何度プレイしても破産してしまう」、「借金しないと乗り切れない」と様々な声が聞こえてきます。
そこで本記事では序盤を乗り切るための経営マニュアルを読者の方々にお届けしたいと思います。尚、難易度はリスキー、ストーリーモードのチュートリアルはオフ、MOD使用無しの状態での執筆となっております。(チュートリアルをオンにした場合オーディションが終わるまでオンにしておくと金アイドルが一人確定するため、あえてオフにしています。)

どれだけ鬼畜と言われても一番のブラックは・・・

基本とすべき点ですが、本作品においては出費が必ず必要となるものがあります。
スタッフの給料
マネージャーや振付師などは能力に応じて給与が可変します。こちらは調整できないため成長を重ねれば重ねるほど給与は跳ね上がっていきます。新人からプロでは週に70,000円ほど差が出てきます。そしてスタッフには疲労度がありません。テナント料
一番最初に施設を建造したフロアにはテナント料が一切かかりません。そのため資金を生み出す施設を優先して最初に建設しましょう。プロデューサーは無給
プレイヤーは無給です。成長しようが何が起きようとも無給です。そうです、あなたは自由のある超絶ブラック人員なのです。
上記を踏まえて最初に建築するのはプロデューサー室、事務室2部屋、休憩室が安定するでしょう。最初に雇う事務員は新人を二人、アイドルは地区オーディションで採用します。ここまでの作業をゲーム開始時のポーズ状態で行い。完了後に時間を進めますがオーディションと並行して事務員のポイントを432ポイントまで集めます。

最初のオーディションで雇うアイドル陣は誰でも構いません。欲を言えばメディア映えの能力持ちが来ると有り難いところですが、いればでいいので全員雇います。


採用を行うとアクティビティがレベルアップするので常に宣伝か公演を入れておきます。ここでの選択はどちらでも構いません(アクティビティ自体がリターンと釣り合わないため)。しかし最初は行動予約を行えないので、一日ごとに打てる場合に手動で行うのがベストです。

432ポイント貯まったのを確認したら直ぐに写真撮影を解禁して、既に雇ったマネージャー二人を自動契約で回していきます。契約の成功率は新人なのでそこまで高くないですが、勝手にレベルと契約率も給与も上がっていくので気にせず回していきましょう。

仕事では利益率が高いアイドルで延々と契約すれば大丈夫です。写真撮影は違約金が発生しない上、単発で終わるため序盤では非常に美味しい案件となっています。更に言えばスタミナ消費量もそこまで高くない上、休憩室の効果もあり、ほぼ体力はマックスでキープできます。逆に休憩室を建てず事務室5個にする方法もありますが、オファーを安定して取れない場合、人件費との戦いになるため契約全振りは若干上級者向けです。
広告収入がほしい!

今時の作品というべきでしょうか、動画配信は非常にお金になります。とはいえ、打ち出す層を明確にしていなければ赤字を垂れ流すだけになってしまうので、今回はキュート・セクシー・ガーリーが高い三人を軸にマニア層へと打ち出すことにします。利益が出るまで若干時間がかかりますが、利益がでるまでは辛抱しましょう。


ここまで赤字進行になっていなければ地道にですが、お金は稼げて行っているはずです。開幕で250万近くだった資金は300万を超えているかと思われます。ここで更に地区オーディションで能力値に特化しているアイドルを探しましょう。画像では欲しかった能力の次点のミームクイーンが良い感じに能力が突出しているので即採用です。


そしてこの段階になれば中途半端な能力のアイドルは思い切って解雇してしまいましょう。スタッフと違いグループ全体でのスキャンダルポイントの獲得にはなりますが、即時解雇できてしまうため、仕事のオファーで活躍しづらい中間的な能力のアイドルは不要です(書いていて非常に心が痛いですが)。

かなり地味な展開が続きますが、この段階での目標はファン1000人です。これで何が変わるかと言うと、写真撮影がまずLv2にアップできるようになります。ついでにデジタル限定販売のスキルも解禁しておくといいでしょう。この段階で医務室を二つ建ててドクターを雇用することでケガのリスクを抑えた運用も可能ですが、どちらにせよ人件費とテナント料が20万を超える展開が待っているため、メディアが黒字で回るまではしばらくは耐え続けるのがいいでしょう。

そして次はスタッフの給料をある程度カバーできるまでメディア番組の量産を行い、ファン5000人を目指しましょう。この方法で運営していれば賠償金の支払いや雑誌にすっぱ抜かれるトラブルも何一つ痛くないので順調に進んでいるはずです。もし、いじめ問題が起きていれば地区オーディションを繰り返し、サブグループを作ってメンタルが減っている人間を隔離するなど原始的な方法で対処すると良いでしょう。

無事たどり着ければ、レコーディングルームとダンスルームをようやく建設します。250万あればどちらも建てられるので、上手く経営が回っていれば余裕で建設できる頃だと思います。この際スタッフを配置すると方針を決めるイベントが発生しますが、フリーモードでオフにしている場合は標準設定で固定されてしまうため、変更にスキャンダルポイントと時間が必要になるので注意しましょう。
また、雇用すべきスタッフの指導力は切り捨てて構いません。常に動く経営や指導は成長に大きく寄与しますが最後まで制作関連のスキルは成長しづらい能力になっており、制作関連に関してのみはプロフェッショナルを雇う方が早かったりします(急ぎで雇う必要はないので前半はプロか新人で十分です)。


最初のCD発売はいきなりサブグループでデジタル配信などで十分です。サブグループの一番のメリットはファンブーストにあり、ブーストゲージを強化すればするほど、本体のグループのファン数が加速するため販売減少のクールダウンがなくなる度に販売していきましょう。
鬼畜と言われても・・・

本作品は如何にコストをかけないかという点に特化しているため、スキャンダルで怖いのもファンを失うよりも賠償枠が一番怖いという資金がショートする方が危ういバランスになっています。スタミナもメンタルも一桁になってもケガや精神を病んだ場合でも知名度がなければ解雇すれば解決するという正に鬼畜なプレイが本作品では常套手段です。

お金を生み続ける手段だけに特化すれば本攻略記事の様に気づけば難易度リスキーであっても無借金で1000万を超える予算が手元にあることでしょう。画面のように常に不満は出続けますが、本記事を参考にしてあなたも名プロデューサーを目指してみて下さい。
そのまま鬼畜と呼ばれるか、はたまた名プロデューサーと呼ばれるかはあなた次第です。
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