2021年9月15日に配信された最新アップデートで、M.2 SSDによるストレージ拡張対応が行われたPS5。技術分析集団のDigital Foundryは、本機の最新機能について、スペックの低いSSDであってもPS5のゲームが十分に動作することを示す最新映像を公開しています。
映像では、2021年6月11日にリリースされたInsomniac Gamesの『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』を代表例として使用。PS5で推奨している「シーケンシャル読み込み速度:5,500MB/秒以上」に満たない性能のSSDを組み込み、実際にゲームをプレイしています。そのほか、推奨スペックを満たすSSDや本体内蔵ディスクとの比較も行われます。
実際のゲームでは多少の差はあるものの、読み込みやゲームプレイなどに支障がないことを示しています。また、映像では『Ghost of Tsushima』『CONTROL』『サイバーパンク2077』なども問題なく動作しているようです。しかし、ストレージの移動に関してゲームによっては数倍の遅延が発生する場合があることも明らかになっています。
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詳細な比較結果などはEurogamerで公開されています。7月のM.2 SSDストレージ拡張のベータテスト中、Insomniac Gamesは推奨スペックに満たない場合はエリアによっておよそ15%の遅延が見られるとしていましたが、正式アップデートで機能改善されたのかなどの詳細は不明です。