任天堂は、日本時間9月30日に報じられた「任天堂が4K対応のニンテンドースイッチソフトの開発を推進し、そのための開発機材を提供しているかのような趣旨の記事」に対して、事実ではないとコメントしました。
報道媒体の明言はありませんが、9月30日6時00分、海外メディア・Bloombergより「ゲーム会社、任天堂スイッチの4K対応ソフトを開発中-キット配布で」という記事が公開されています。執筆者は望月崇氏とOlga Kharif氏。
これによれば、「任天堂は7月の新型スイッチの発表前にすでにゲーム会社に4K用の開発キットを配布しており、高解像度に対応するゲームの開発を依頼していた。ゲーム会社11社の社員らは匿名を条件に、4Kに対応するゲームの開発キットを使ったソフトの開発中であることを明らかにした(※一部抜粋)」などと記載。
なお、Bloombergによる4K対応開発キットの複数質問に対し、任天堂は「お問い合わせいただいた内容は、事実ではありません」と回答しているほか、上記の通り改めて否定コメントが公開されています。
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Bloombergは今年7月にも「スイッチ(有機ELモデル)が、通常モデルよりも収益性が高まるといった趣旨の報道」を行い、今回のように任天堂が直々の否定コメントを公開しました。
Bloombergは1年以上前からスイッチ関連で様々なニュースを報じていますが、任天堂は相次いで否定。その動きを見るに、厳しい目が向いているのは間違いないでしょう。