Bingeは、FPSアドベンチャーゲーム『System Shock』シリーズの実写化プロジェクトが進行中であることを明かしました。
『System Shock』シリーズは第1作目が1994年に、第2作目が1999年に発売された、アドベンチャーやRPGのような要素を持ったFPS。オリジナル版はLooking Glass Studiosが開発し、現在はNightdive Studiosが権利を保有しています。この実写版はゲーマー向けストリーミングサービス「Binge」にて配信される予定です。なおBingeは、ユービーアイソフトのアクションレースゲーム『ドライバー』シリーズの実写化も発表しています。
本プロジェクトは第1作目の実写化となり、Nightdive StudiosのStepehn Kick氏とLarry Kuperman氏がエグゼクティブプロデューサーを、BingeのCCOであるAllan Ungar氏がプロデューサーを務めます。主人公は2072年のシタデルステーションを舞台に、無名のハッカーとして殺人ロボットやミュータント、そして地球を支配しようとするAI「SHODAN」に立ち向かいます。
BingeのCCO・Ungar氏は「『System Shock』は20年以上にわたってゲーマーに愛されてきたシリーズであり、FPSをプレイする意味を再定義するきっかけにもなった作品です。私はジャンルとシリーズに敬意を表して、実写化を実現することに興奮しています。」とコメント。NightdiveのKick氏は「『System Shock』実写化は、想像を絶する恐怖を与える悪のAIの物語を再現するのに最適なメディアだと信じていました。恐ろしくリアルで新しい『System Shock』を見るのが非常に楽しみです。」と期待を寄せています。
実写版『System Shock』は、Bingeにて2022年配信予定。なお、『System Shock』シリーズについては第1作目のリメイクや第2作目のリマスター版が発売予定であるほか、テンセントが参加した最新作『System Shock 3』も予定されています。