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ハラスメントが問題となっているActivision Blizzardから、新たに20人以上のスタッフが退職したことが明らかになりました。
Activision Blizzardが公開した声明によると、20人以上にものぼる退職者のリストにはゲーム開発者と数人の上司が含まれており、取締役会のメンバーは含まれていないとのこと。数年前のものから最近のものまで含めた匿名報告の調査結果に基づき、最も深刻な報告から順に対処されているようです。また退職者以外にも、20人以上が懲戒処分を受けたことも明らかにされました。
さらに、明確に対処できるような報告に当たる中で以下の3つのテーマが重要になってきており、以下の実現を目指しているといいます。
Activision Blizzardのポリシーに反し、チームのすべてのメンバーを尊重する前向きな文化に貢献できないものは躊躇なく解雇または懲戒処分にすること。
調査のプロセスだけでなく、調査チームの取る行動についても透明性を保つこと。
倫理、文化、トレーニングにリソースと人材を投入すること。
同社は「倫理・コンプライアンス」「従業員関係」の2チームの再編成を含め、問題調査のプロセスを透明化し、より報告しやすい環境作りを目指していると述べています。声明の最後には、これらの変更や対処は前向きな変化のはじまりに過ぎないとしており、今後もこうした取り組みを継続して行うことを約束しました。