本作は、1997年に始まった本シリーズの評判を大きく高めることに成功している。もしあなたが、RTSゲーム、世界史、またはその両方のファンであるならば、本作はオススメだ。何十時間ものキャンペーン、8つのユニークな文明、何時間にもわたるドキュメンタリー風の実写映像、そしてスカーミッシュ用の大量のマップなど、完成度の高いコンテンツに不足はない。
●God is a Geek: 90/100●Wccftech: 90/100
本作は、ほぼすべての面において『Age of Empires II』の真の続編と言えるだろう。実際にプレイしてみると、戦闘に戦術的な要素を加えたり、自分の派閥をどのように発展させていくかなど、いくつかの新要素が付け加えられている。派閥は、それぞれがしっかり差別化されている。人口の上限が非常に厳しく感じられたり、ユニットモデルの質が低かったりと、若干の問題点はあるものの、これらは他の優れた部分と比べれば些細なことであり、キャンペーンモードをサポートするための何時間にもわたるドキュメンタリー風の映像など、間違いなく多くの努力が費やされている作品だ。
●Gamepressure: 85/100●PC Invasion: 85/100
本作は楽しいし、よくできたリアルタイムストラテジーだが、何か新しいものがあるわけではない。
●PC Games: 80/100●Stevivor: 80/100
本作には、20年間のシリーズの歴史と開発会社の歴史、そして20年間磨き続けられてきた技術が、いかんなく発揮されている。Relic社は、優れた戦略ゲームである本作の周りに、若干の欠点はあるものの、面白いシングルプレイヤー体験を包み込んでいる。これをプレイしたいかどうかはおそらく自分自身が一番わかっているだろうが、もし中世の戦争がカッコいいと思っていたり、イギリスとフランスが互いに侵略しあった時代が好きだったりするのであれば、高速クリックやマイクロマネジメントへの不安は捨て、本作に飛び込んでみるといい。マルチプレイヤーは、準備ができてからやればいいのだ。
●GameSpew: 80/100●PC Gamer: 77/100
●Screen Rant: 60/100
本作には特に画期的なものはないのだが、ファンにとっては懐かしさを感じることができ、初心者にとっては歴史の旅を始めるきっかけとなるだろう。
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PCを対象に10月29日発売の『Age of Empires IV』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、82点(総レビュー数60件)をマークしています。
『Age of Empires IV』は、大人気歴史ストラテジーシリーズ最新作。16年ぶりのナンバリングタイトルとなります。メディアレビューでは、歴史やリアルタイムストラテジーが好きであればプレイすべきという声が多く、シリーズ未プレイの人でも楽しめる内容になっているようです。また、ドキュメンタリー風の実写映像も様々なメディアが高く評価しています。「新しいものがない」という意見も見られますが、それでも高い評価を得ていることから、本シリーズに目新しいものを求めているファンはあまり多くないのが見て取れます。
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『Age of Empires IV』は、PCを対象に発売中です。