
最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」です。
今回はINORK Gameによって2021年12月11日に早期アクセスを開始した『うんこタイピング』について生の内容をお届けしたいと思います。
『うんこタイピング』とは?
『うんこタイピング』とは、「うんこ」要素を取り入れたタイピング練習ゲームです。登場する文章には、必ず「うんこ」か「うんち」が含まれています。
タイピング練習ゲームと言えば、寿司と合体させたものからタイピングRPGなるものまで幅広くありますが、今の時代は「うんこ」です。「うんこ」と学習の相性の良さは、小学生の間で人気を博している「うんこドリル」シリーズで証明されており、それはタイピングにおいても同じこと。本来は退屈でつまらないはずのタイピング練習に「うんこ」というトッピングが加わることにより、ゲームとしての面白さが生まれるのです。「うんこ」という言葉は“口にするだけで楽しくなってしまう魔法の言葉”と「うんこ学園」公式サイトでも語られています。
タイピング初心者の子供はもちろん、我々大人にとってもタイピングは早いに越したことないでしょう。さっそくうんこを……ではなくプレイをしていきましょう!
初心者から上級者まで幅広く遊べる!
タイピング練習と言えばブラウザゲームが主流ですが、本作はSteamにて配信されています。値段は1,000円とかなり強気な設定ですが、開発によると継続的なアップデートを予定しており長期的に楽しめるゲーム体験のためとしています。また、正式リリース後も値段は据え置きとのことです。

現在、ステージは4つに分けられており初級から上級ステージ、さらにはその上を行く「雲古ステージ」も用意されています。まずは制限時間60秒、5から7文字の短文からなる初級ステージに挑戦してみましょう。

遊び方は通常のタイピングゲームと同じです。文章が表示され、それを正しくローマ字入力するだけ。画面上からはゲーム性とは何ら関係ないエメラルドグリーンなうんこが毎回垂れ流され、「ずちゃぁ…」という音と共に落下してきます。もちろん、この表示と音に不快感を抱いた場合は設定より「うんこモード」をOFFにすることも可能です。

初級ステージでは形容詞+うんこや、名詞+うんこなど簡単なうんこだけが登場します。文章のほぼ半分がうんこ(うんち)で埋まっているので、タイピング初心者の方にはおすすめのうんこです。


制限時間が終了すると、結果が表示されます。正誤の回数や入力速度、それらに応じてunkpt(うんこポイント)も獲得できます。ちなみに特に使い道はありません。

普段からパソコンは触れてるぜ!という方は中級者ステージもしくは上級者ステージをおすすめします。中級は8から10文字の制限時間60秒。上級は11から13文字の90秒と文字数が増えたことにより制限時間も延長されています。


上級者ステージでは句読点も文中に出はじめます。さらに、もはや意味のわからないうん構文も現れ、通常のタイピングゲームではまず打つことはないような文章で練習できます。


そして、すべてのうんこを超越した先には雲古ステージが待ち構えています。もちろんはじめから雲古ステージに挑戦することもできます。この頃にはキーボードで「unko」と打つのだけ異様に早くなっているでしょう。「unko」と早く打ちたくなりたい人にもおすすめのゲームです。ちなみに「unnko」というようにn2回の綴りにも柔軟に対応しています。



いかがでしたでしょうか。「うんこ」で笑えるのは小学生までとは言いますが、大人になった今でもあらゆる「うんこ」に正直クスッときてしまいました…。
現在はコンテンツ不足感が否めませんが、製品版ではさらに新しいステージとゲームモードを追加予定とのこと。いつかは『うんこタイピング』が小学生のパソコン教材となる日も来るかもしれませんね。