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発売から27年が過ぎた『セガサターン』と『初代プレイステーション』。「次世代ゲーム機戦争」を盛り上げた両巨頭も、今ではすっかりレトロゲームの仲間入りを果たしました。しかしここ最近、そんなゲーム機が新たに“ファッションアイテム”として蘇ろうとしています。
今話題になっているのは、タカラトミーアーツから発売される『セガサターン&“プレイステーション” VSウォッチ』という商品。その名前通り、時計の部分が「セガサターン」や「プレイステーション」にそっくりなデザインとなっており、ゲームファンにはたまりません。
発売時期は2月中旬頃の予定で、1回400円(税込)のカプセルトイ…つまりガチャガチャで販売されるとのこと。商品のラインナップは「セガサターン」「白サターン」「プレイステーション」「PS one」の全4種類となっています。
また、セガ公式アカウントのツイートによると、「セガサターン」バージョンの時計表示部分はあの名作『バーチャファイター2』のディスクがモチーフとなっているそう。また「白サターン」は、『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』仕様となっています。どちらのバージョンも、何とも“分かっている”デザイン…。
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「次世代ゲーム機戦争」の頃には、セガがテレビCMで自社のハードを自虐的にネタにしていましたが、今回の腕時計は打って変わって大盛況。SNS上では「良いな…これ…たまらん…欲しい」「サターンにバーチャとか買うしかない」「白のセガサターンに『サクラ大戦2』ですってよ!?回せ~~~」「黒!黒サターン!あ、でもセガサターン白も捨てがたい………!」と早くも話題沸騰といった様子です。
また年季の入ったセガのファンからは、「ドリキャスとメガドラも腕時計化を宜しくお願い致します」「ほ、ほしい!ドリキャスも出ないかな」などと、歴代名作ハードの腕時計化を望む声も上がっていました。
ちなみに2020年には、『セガサターン』と『初代プレイステーション』がプラモデルとして発売されたことも。レトロなデザインに注目が集まっているので、今後は“オシャレなハード”として語り継がれていくのかもしれませんね。